階段もまだ出来ていない段階で、
「2階の納戸の引き戸が設置できない問題」を解決する為に新築現場に来た私は、
「わあ、私達の家だぁ」と感動するより先に、
「キッチンの背面収納が養生されてないんですけど!!」
1ミリでも傷を付けてみろ、全部交換だからな!
「玄関の庇の縁が凹んでるんですけど!誰か確認してないんですか!!」
これは交換な?絶対だぞ?
「ここは腰壁のはずですけど、なんで天井まであるんですか!!」
切れ、今すぐ切れ。
響き渡る私の指摘に工事部課長は「全て対応します!!」と汗をかきながら言いました。
たぶん同じ年くらいなので、あまり無茶は言いたくないのですが(処理がたまって、家に帰れなくなってしまう。それは50代には寿命を食われるのと同義語です)
見過ごせる状況ではありませんね。
ハウスメーカーとして全力で善処して頂きたいです。
そしてもう一つ。
その違和感は、足裏でした。
床の梁が、高い。
ここだけ床が盛り上がってる。
スリッパを履いた足でも解る。
梁が、左右の壁より高い?いや、そんな事はあるのか?
でも、ここだけ明確に床が高い。
え、おかしくない?これはいいの?
「床が平らじゃないのだけど?」
私は声に出しました。
しかし、その場にいた2名の大工さんとおぼしき人達は既読スルーでした。
工事部課長を探そうとしたのですが、大工さん達が既読スルーなら問題ないのかな、と思いました。
誰がこの上を歩いても解る高さです。
きっと、この上にまた木材を重ねて、その上にフローリングを敷くのでしょう。
だから今、床の水平が取れていなくても問題ないのかもしれません。
でも。
該当の部屋を振り返り、私は写真を撮りました。
赤い丸の部分、写真では解りませんが、明らかにここだけ盛り上がって、
他より高くなっていました。
側にいた夫が不思議そうに言いました。
「何かあった?」
私「何も無ければ良いのだけど。念のため。嫌な予感がする」
夫「その根拠は?」
©スタジオカラー
アバウトでもなんでも、引っ掛かったものはブクマしておくのです。
ミサトさんの配置は当たったじゃないですか。
次に現場に入れたのは、現場監督が頓珍漢な事を言い出したので、
それを是正する為でした。
なんか!この現場!大丈夫かな!?