玄関ドアを開けると突如出現するトイレブース。

一見、それとわからないように何かに擬態させようとしましたが、

無理でした。

 

遊びにきた妹が開口一番

「ナニコレ拷問部屋?」

 

お姉ちゃんもあなたと同じ蛮族だけど、

さすがに玄関に拷問部屋は作らないかな。

 

 

 

この後ろがトイレです。

 

 

ただの公衆衛生に基づいたトイレです。

標準です。

タンクレスに見えますが、後ろの棚の中がタンクになっているTOTOのアレです。

照明はダウンライト。人感センサーにしました。

年取ると電気の消し忘れが多発するので、最初から人感センサーにしました。

スイッチに触らないで済むのでとても良いです。

 

一見何の変哲もないトイレで、実際何の変哲もないのですが、

問題はその広さにあります。

最終図面直前まで、このトイレの奥行きは110cm

便器の端からドアまで30cmくらいしかありませんでした。

図面だとトイレの図が少し小さく描かれているので大丈夫そうに見えましたが、

 

夫「僕、膝が扉に付かないかな?便座がこんなに小さいわけないよね」

 

夫、よく気が付いた!君、凄いね!

 

君の体形だとドアに膝が付く可能性大!

 

すいませーん!

トイレ、もう少し大きくしてくださーい!

 

注文お願いしまーすのノリで言ったら、あっさり広げる事ができました。

だったら最初から広く取ってほしい。

マジで拷問部屋になってしまう所でした。

 

 

 

 

ふーっ危なかった。

足元のクッションフロア1枚分広げる事ができました。

野外フェスの仮設トイレよりも狭かったトイレが、

JR新宿駅のトイレくらいの広さになりました。

 

写真で見るより実際はもっと狭いです。

便器のサイズも小さいです。

ん、図面は間違ってなかったかも??

 

最近の便座ってこんなに小さいの?尻が全部乗り切らないのだが?

そんな夫の嘆きに

「標準だからね。アラウーノなら尻サイズにぴったりだったかもね」

と慰めましたけど、不満はあるようなので、心と財布に余裕が出来たら交換します。

2階の方だけ。

1階トイレは多少広くなったとはいえ、狭いトイレである事には変わりないので、

アラウーノは収まらないのですよ。

小さい便座にはなりましたけど、最近のトイレは汚れないですね。

ちょっと感動しました。

 

あとこのトイレは窓効果で少し広く見えてます。

 

私はトイレに窓は要らない派です。

窓があると、やっぱりちょっと寒いので。

でもこのトイレはその狭さ故に窓がないと閉塞感が半端ない。

閉所恐怖症の人からしたら、

まさに拷問部屋です。

 

でも、できればもう少し小さい窓が良かったです。

このハウスメーカーの木造にこれより小さい窓は無かった。

 

契約してから知った事実です。

小さい窓がラインナップに無いと知っていたら、私は契約してなかった。

 

 

 

壁紙は標準です。

白っぽい方は薄い水色なのですが、ほとんど解りません。

このハウスメーカーで建てた人のブログには、綺麗な水色の壁紙が標準で紹介されてました。

私もそれを使いたいなーと思っていたのですが、廃盤になっていました。

サンゲツかリリカラを使っても良かったのですが、減額対象になり、

よく解らない壁紙が貼られました。

色で選んだのでテクスチャーは納得してません。

温白色のダウンライトに照らされると色はまったく解りません。

これじゃなくても良かったです。

 

青い方は、案外良かったです。標準なので天井まで貼りました。

 

床のクッションフロアもサンゲツを予定していましたが、

こんなに狭い床なのに3万円もかかるので、標準にしました。

 

 

 

 

ステンドグラスは内窓のつもりです。

激狭トイレの息苦しさを緩和する為につけました。

ただし、人が来た時には丸見えです。ここは玄関ですもの。

かなりヤバい状況になります。

 

でも一番ヤバい状況は、

この家には来客が無い、という事です。

 

誰も呼ばない

誰も来ない

 

ウイスキーのような交友関係です。

 

 

 

来客は無いが、業者さんや職人さん達は月1で来ます。

引き渡し1年経ってもまだ是正工事があります!

 

あと。このステンドグラス。

引き渡し時点で様子がおかしいのです。

別の記事にしますが、結局2回交換となりました。

 

でもですね。

冬場限定でこの窓は輝くのです。

 

玄関ドアのスリットから西日が入ります。

 

 

それがステンドグラスに入ってきます。

トイレ側から見ると、

 

 

 

キラキラして綺麗なのです。

プライベートな空間で密かに楽しむ来光です。

 

ただし、光がこう入りますので、

 

 

うっかり頭のポジションを間違えると、

眩しッ!!

 

次回はリビングドア付近です。