どうにか新居の工事が始まったタイミングで、
自宅マンションも引き渡し日が迫ってきました。
このスケジュールが、また中途半端で。
マンションは9月末に引き渡し、
新居の引き渡しは11月上旬。
この間、わずか1ヵ月と10日くらい。
このスパンで引越は無駄に思えてなりません。
当初、実家に居候させてもらう案もありましたが、
いや無理、無理です。
実家の2階は客間の和室(6畳)父の書斎(4.5畳)洋室(6畳)のラインナップなので、空間的にはいける?と思ったのですが、洋室(6畳)が見事な納戸状態になってしまい人が入り込む隙間もない。
和室に私達が間借りしても、共に在宅勤務がある身。
社内情報の問題もあり、同じ部屋で仕事をする事はできません。
私が出社に振り切るつもりでいましたが、それもちと問題があり・・・。
しかし、これだけいろいろあった新築現場なので、できれば近くで小まめにチェックしたい。
何をされるか解ったものではない。
そこで1ヵ月だけ仮住い。
11月に入ったら、実家に10日ほど居候。
そのスケジュールで行く事となりました。
一ヵ月だけの仮住いは、ウィークリーマンションです。
家財道具あり、光熱費・WiFi込なので割高ですが手軽です。
ただし、家族用のマンションが手配できず、単身者用のマンションに別居生活となりました。
場所は自宅マンションの最寄駅の反対側。
生活環境がほぼほぼ変わらない中での仮住いとなりました。
しばしの一人暮らし、快適でしたーーー!
もう二人暮らしには戻れないのでは?と思うくらい。
この環境なら、私は無限に仕事ができると思いましたね。
「仕事に全振りする人にとって家族は邪魔なだけ」と前に職場の人から言われた事がありますが、確かにそうですね。
世話をする人がいるから時間が無くなるんだよね、としみじみ。
仮住い生活は快適そのものでした。
引越費用はえげつなかったですけど。
仮住いが発生する為、家財の一時預かりが必要でした。
それに対応している引越業者は案外少なくて。
ハウスメーカーに紹介してもらった3社に見積を取った所、
A社 約80万円
B社 約47万円
C社 約40万円
高い・・・。
引越2回分と倉庫保管料とはいえ、高すぎる。
段ボールはトータルで80個ちょいでしたので、そんなに荷物が多い方では無いと思うのですが。
一番安いC社は、今契約してくれないと倉庫の確保が出来ないと言われました。
あ、こういう商売なんだ、と思ってしまったので却下。
A社は、倉庫がコンテナハウスではなく、工場のような所の中にプレハブを作ってそこに保管の為、湿度や温度管理が出来る所でした。
倉庫自体も新居にわりと近い所にあり、移動が楽そう。
さらにゴミ回収までしてくれます。しかも分類なしで回収してくれます。
でも高い。
そんなに丁重に扱わなければならないような家具も無いので、今回は見送らせて頂きました。
営業の人、すっごい感じ良かったんですけどね。
という事で消去法のB社となりました。
ここも高い事は高いのですが、小さい会社のせいかサービスが行き届いてました。
運び出しは2日にわたってなのですが、初日にお手伝いの女性の方が来て、
食器等の細々した物をパッキングしてくれ、運び出せるものはあらかた出してくれました。
2日目に残りのものを運び出してくれます。
営業に来てくれた人が指示してました。
引越作業が終わった後は、別の業者さんにゴミ回収をしてもらいました。
こちらが10万円くらいでした。
冷蔵庫や電子レンジなどのリサイクル家電は引越業者が対応してくれるのですが、
それ以外の家具等を引き取ってもらいました。
うっかり間違えて、ダンベルを持ち出されてしまい悲しみにくれました。
私のダンベル・・・気に入っていたのに。
何も無くなった部屋はがらんと広くて、
初めて入った時、広いなあ、と思った事を思い出しました。
あれから21年。
カーテンすら無くなった部屋をざっと掃除して玄関を閉めました。
長い間、お世話になりました。
次の持ち主に可愛がってもらってね。
ありがとう。