次に手を出したるは、壁紙。
「こんな感じにしたい」と思っていた壁紙が標準に無かったので、
LDKだけでもサンゲツにしていたのですが、それも標準に落としました。
一番面積を取るLDKの壁紙。
そこから階段、2階の廊下と全て「なんか違う」壁紙になりました。
マンションでは布っぽい壁紙だったので、
今度は塗り壁っぽいのが良かったんですけどね。
ハウスメーカー標準の壁紙は、
なんかこう「違うんだよ、こういうのじゃないんだよ」的な、
井之頭五郎さんの真逆をいくような気持ちになる壁紙です。
しかし減額幅は大きく20万円近くなりました。
脱衣室の壁紙は、サンゲツの高機能なのをどうしても外す事が出来ず(気持ち的に)しかし、天井まで貼ると金額が上がるので、恥ずかしい事に天井だけ標準にしました。
絶対天井も貼れる分を取り寄せしてるはずなので、こっそり工務店さんにお願いして貼ってもらおうかと目論む私。
その作戦は成功するでしょうか!?
同様に2階トイレも、せめてここだけは、このキラキラとラメが輝くサンゲツの
壁紙を貼りたい。しかし天井まで貼ると値段が嫌になるほど上がるので、
天井だけ標準に。
たぶんトイレの天井なんて誰も見ない。たぶん。
私しか見ない。
そして次は夫の部屋です。
ここまで減額の為に壁紙を次々と標準に戻している中、
ヤツの部屋だけはオール取り寄せ。オールサンゲツ。オール阪神巨人(昭和すぎ)
再び私は夫にやさしく言いました。
「これ、標準とあまり変わらないけど、これじゃないとダメなのかな?」
夫は私にプレゼンを始めました。
「この壁紙は確かに色味も質感も標準の壁紙に近い物がある。
しかしこの壁紙はペット対応で猫の爪にも強い。
抗菌・防臭効果もある。
オッサン臭にも効果があるとなれば、この壁紙以外に最適解はあるだろうか」
あーハイハイ。
解りました。
でもアクセントクロスは、標準でも良いのでは?
「僕の部屋のコンセプトは【和室】
【和室】ときたら【障子】
この壁紙以外、僕は考えられないな」
あーハイハイ。
解りました。
夫の部屋は洋室なんですけど、和室っぽい部屋になるのです。
本当は和室にしたかったのですが、ちゃんとした和室は高かったのです。
仕方なしに「雰囲気和室」
大正末期から昭和初期にかけてのイメージだそうです。
事故りそうな気配ぷんぷんのコンセプトです。
その和室っぽさを演出している置き畳。
ハウスメーカーのものを使うと20万円を超えます。
私「その畳さあ、楽天だと半額以下で買えるのだけど?」
夫「嫌です」
私「畳なんて本物じゃない以上どれでも一緒だ!」
しかし、この案件は2日かけて粘られまして、結局夫の部屋は何一つ減額できませんでした。
私のテリトリーはガンガン減額したのに、この状況は腑に落ちないのだが。
本日のサムネイル
旧居のベランダで育てていた朝顔。
青い花から取った種なのに、なぜかこの年は白い花しか咲かなかった。
腑に落ちない。