話はまた玄関ホールに戻ります。
換気扇のハブが入る為、天井高を15cm下げる事になった玄関ホール。
我が家には玄関ホールにトイレがあります。
もう、ここにしか設置が出来なかった。
この異様さがもう気にならなくなってきました。
玄関ホールは天井を下げるのに、なぜかトイレはそのままになっています。
一緒に下げて欲しいと言いました。
「下げなくても大丈夫ですよ」と設計士イーロンが言いました。
私「いいですから、下げて」
設計士イーロン「いやいや大丈夫ですから」
大丈夫とかそういう話ではなくて。
狭い空間の天井が高いと余計に狭く見えるのです。
ただでさえ野外フェスの仮設トイレ並みに狭いトイレ空間です。
少しでも緩和して見えるようにしたいじゃないですか。
本来トイレに設置したくない窓まで入れているのは、
少しでも空間の圧迫感を無くすため。
1階のトイレは冬場寒くなりますので、窓は入れたくなかったのです。
トイレで死にたくないし。
それに私の勘が言っている。
トイレの換気扇の設置場所は、どこになるのかしら?
だんだん解ってきたのですが、このハウスメーカーの住設のデフォルト設置位置は、
思ったより高い。
あんまり上の方だと、私が届かなくて掃除が出来ないんだが?
トイレの換気扇は案外お手入れが必要です。
トイレはペーパーを使うから意外にもホコリが多い所です。
換気扇の類は、ホコリが溜まると動作音が大きくなります。
毎日使っていると気が付きにくいですが、トイレの換気扇の音、
前より大きいような気がする?と思ったら、換気扇を開けてみてください。
ホコリがいます。
家のメンテナンスをしないお父さん達には解らない。
家は隅々まで人の手が入ってこそ、住人の健康と快適さが保たれるのです。
トイレの換気扇ひとつおざなりにしてはダメ。
よく手入れがされた家は、いつまでも家自体が健康なのです。
なので懸命に天井高を下げて欲しいとお願いしましたが、
聞き届けられませんでした。
あんなに簡単に仕様変更をするイーロンなのに。
このユニットの天井高を全部さげた方が作業効率はいいと思うのだけど。
違うのですかね。
かくして、やたらと縦に長細いトイレが出来上がる事になりました。