間取りの中で「これにしたいなー」と思う物の中に、

「洗面室の天井付近に横長の窓」

というのがありました。

 

外からの視線を遮り、しかし採光を得る。

皆様の素敵なお宅に搭載率の高い窓です。

 

契約先は大手ハウスメーカーですから、出来ると思ってました。

 

ええ、出来ませんでした。

鉄骨は出来るそうです。木造はダメ。

 

我が家は浴室と洗面室の設置位置から、窓は道路から見える場所にしか設置できません。

夜、明かりを灯すと型ガラス(すりガラスとも言いますね。厳密にはスリと型は別物ですが、要は透明ではないガラスの事です。我が家は型ガラスです)

でも、シルエットは丸見えなのです。

ここに一番細くとも縦長の窓を付けたら、

風呂上がり、丸見えにならないだろうか?

 

営業さんは「うーん」と唸っています。

基礎が高いので、ぎり人の頭の上に窓が設置されるような感じですが、

離れた所から見れば、そんなの関係なく良く見えます。

 

窓を付けない、という選択肢は私の中では無いです。

採光、通風、それらの為にこの場所に窓は欲しい。

 

結局、遮光ブラインドを付ける事で夜間の視線は遮る事にして窓を設置しました。

細い縦長のすりガラスの窓です。

しかし、この窓は一般的な規格の窓ではない為、市販品で合うサイズのブラインドがなかったです。くーその辺り、一般規格品には出来ないのか。

 

まわりの最近建ったお宅のほとんどが、横長の窓を採用している中、

我が家だけが出来ない。

哀しかったですね。

 

しかし!

引き渡し後の生活で、私は知りました。

横長窓は、その窓がある側の家の2階から、中が見えます!

 

我が家の南面に建つ超素敵なお宅は、北側に脱衣室(洗面室)があり、

洗面台の上に比較的大きな横長のすりガラスの窓が入っています。

FIX窓です。

我が家の2階、私の部屋の窓から外を見ると、

その窓から、ご主人が凄い勢いで髪を乾かしているのがハッキリ見えるのです!

着ている服の色まで判ります。

 

あああ、角度と距離の問題!

 

あの窓がもう少し細く、壁の厚みで奥行がもう少しあったら。

窓にロールスクリーンなりブラインドなりがあったなら。

おそらく、私はご主人の姿を見る事は無かったでしょう。

 

その窓、後ろの家の2階から中が見えてますよ...

 

ご主人が豪快に頭を乾かす動画に興味はないので、私も見ようなどとは思いませんが、ご主人、小学生の頃から髪の乾かし方は変わらないんだろうなーと思いました。

息子を見るような、母の気持ちになりました。

息子はおりませんが。

 

ですので、脱衣室(洗面室)に窓を付ける場合は、

近隣をよく確かめてからお決めくださいませ。

家と家が近ければ、角度の問題で見えないと思います。

うちは5mほど離れているので、逆に角度がばっちり合ってしまったのだと思います。

離れているから安心、ではないのです。

三角関数で角度は算出できますから、確認してからご検討くださいね。

 

本日のサムネイル

 

 

タンパク質は大事ね