建売住宅見学第三段。

この週末もハウスメーカーとの打ち合わせの前に近隣の建売住宅へ赴きます。

 

今回のお宅は、延床面積100㎡ちょいながら脅威の1憶2千万円超えのお宅です。

いくら23区内とはいえ、この価格。

この資金があれば注文住宅が建てれますよ?

この辺りの土地は1坪あたり250~270万円くらいですが、

それにしたって、うひょひょひょ~です。

そして売れてるのだからびっくりです!

お、お金持ちめーーー!

 

スーツをきっちり着た営業さんを見つけると、

今回も初老夫婦はクソでかボイスでご挨拶。

「予約してませんけど!

 見せてもらってもいいですか!!!!」

←遠慮が無くなってまいりました。

 

既に1組見学中でしたので、しれっとお邪魔する事ができました。

 

いやー1億円と2千万円を超えると、なんか叫びたくなりますね!

 

 

でも。

キッチンの背面にキッチンと揃いの収納はなく、換気システムも第三種換気。

全館空調は無く、エアコンのダクトの穴は開いてましたが、

外壁はサイディングでした(一部タイルでした)

ロフトへは梯子で登る仕様でしたので、

こんなにお値段が高い家なのに、そこは他の建売と変わらないの?と思いました。

 

いや、そこはこだわりポイントではないのですね。

 

立地!住設!デザイン!

 

性能は目に見えないけれど、上の3つは目に見える!

お金かけるべき場所はそこ!!

正しい!!!

 

売れないと困るのだから当然ですね。

 

売らない我が家はどこにお金をかけるのが正解なのでしょうか。

 

判らないよーろれいほー

教えておじいさん、教えておじいさん、教えてーアルムのもみの木よー

やばい、私までアルムおんじを召喚しそうになった!

 

 

どんどん値段もインテリアも豪華になっていく建売住宅を見ながら、

気持ちはどんどん落ちていくのでした。

クララのお屋敷にいったハイジはこんな気持ちだったのかな?

 

明確に違うな。

 

注文住宅なのに、私達の希望するものが叶えられない事が多々でてきました。

これはひとえにマッチングミス。

自分達の欲望を正しく理解できてなかった事が原因です。

50才を過ぎて尚、自分を正しく理解できていないとは。

もっと鍛錬を積まねばなりませぬ。

 

 

本日のサムネイル

 

 

鼻うがい用の塩

箱を空けたら、コストコで売ってそうなパッケージが出てきました。

そこはかとなくパチモンぽいですが、これ、耳鼻科で指示されて調剤薬局で買ったんですよ。

日本製じゃなかったのか。

 

余談

ハイジをアルムおんじの所へ連れていったのは、

ハイジの亡くなった母親の妹さんです。

彼女はハイジを引き取って育てていましたが、住み込みの良い仕事を見つけ、

ハイジを連れていけなくなった為、ハイジの父方の祖父の所(おんじ)へ

連れていったのです。

未婚なのに小さい子供を連れて苦労していた叔母を責めるのはお門違いですが、

山猿のようなハイジにほとほと手を焼いていたであろう描写に、

そりゃーおんじの所へ連れていくわ、あんたの孫のせいで私は嫁にも

行けないってなるわ、と少し同情しました。

案外生臭い「アルプスの少女ハイジ」でした。