2つのハウスメーカーの見積と間取りを比較して、
正直、どっちもどっちで。
どちらの営業さんも相手方のメーカーの悪口(笑)をちょこちょこ言ってましたが、
逆にそれが私達にとっていい情報だったりしました。
初老夫婦の終の棲家。
あと30年ほど住めればいい。メンテナンス費用が抑えらた家であればいい。
家族はもう増えない。
きっと最後は私一人になる(女性の平均寿命より算出)
私達の年代では施設も入れないだろう(待機児童問題の高齢者バージョン)
親は、最後はこの土地を売ってその資金で施設に入ればいいと言いますが、
そもそも30年後に土地を買おうとする若い世代がどれ程いるか?
今、赤ん坊の方々が何人いるか?
そう考えれば。
居宅介護でAIに見守られる生活が現実的です。
私はあまり悩まない性格なのですが、この決定に関しては悶々と考えました。
住宅性能は高ければ高いほどいいけど、間取りも大切じゃないだろうか。
注文住宅なのに、土地の制約以外で希望の間取りに出来ないのは、
後悔が残らないだろうか。
ここで私達が家に求めたものをおさらいしてみましょう。
・外壁総タイル(塗り直し不要タイプ)
・外壁厚20cm以上(断熱材厚14cm以上)
・陶器屋根瓦
・太陽光パネル&蓄電池
・室内外の遮音性能に優れていること
・そこそこの気密性+第一種換気
・ZEH+獲得
上記が必須項目です。
次点として、猫と再び暮らしたいという希望があったので、
猫の為のスペースを初めから作りたかった。
迷っている2社はどちらも上記の条件をクリアしていました。
ただ猫の為のスペースに関しては、どちらの担当さんも猫を知らな過ぎた。
猫と和解せよ。
さすれば道は拓けん。
逆に夫は意外もさっさと決めていたようでした。
いくつか「こちらの方がいい」と思う所が明確にあったようですが、
その中でも「外壁タイルがこっちのメーカーの方が好み」というのが、
かなりのウエイトを占めていたようです。
性能がどうの言ってるけど、結局見た目では!?
そんなわけで最終的な決め手は外壁タイルと間取りの自由度を比較したら
わずかに高い、という事でハウスメーカーを決定しました。
どこのハウスメーカーかは明記しませんが、
読み進めて頂ければ「あーあそこかー」と解るかと思います。
ちなみに神間取りだったハウスメーカーCは、
階段のサイズ変更に対応できないという事と、
家のシリーズをグレードダウンするとこの間取りは作れないという回答でした。
予算的に厳しかったので、諦めました。ま、鉄骨造だったし。
良き夢を見させてもらいました。
この先、何が起ころうとも、私達でこのハウスメーカーに決めたのです。
ハウスメーカーが何をやらかしても、全てそれらは私達の最初の決定に戻ります。
私達の責任です。
さあ、声出していきましょう!