鉄骨造のメリットデメリットに続き、私個人の感想をまとめてみました。
各ハウスメーカーで話を聞いた印象です。
あくまで私個人の感想です。
【断熱性能】
木造の方が上だと感じています。
高額で有名なスウェーデンハウスさんは、窓枠が木じゃないですか。
木の熱伝導率を考えると「それはそう」ですね。
大工さん達と雑談した時も
「木造と鉄骨は作業していて体感が全然違う。木造は夏涼しくて冬暖かい」
と言ってました。
【耐震性能】
鉄骨でしょうね。
でも、古い日本の建築物も残ってますからね。工法によるのでは?
あと地盤もあると思います。
液状化しちゃったら、鉄骨だって傾きます。
基礎は鉄骨は布基礎、木造はベタ基礎になるそうです。
【耐火性能】
これは五分五分の印象です。
木は燃えやすい印象がありますが、桐箪笥って表面しか燃えないんですよ。
鉄骨は高温になると、それ自体が着火剤になってしまうので、
周りを燃やします。
最近の外壁はどれも外からの火に強くなってますから、近隣の火災に対しては
強いと思いました。
もらい火事よりも自分が起こす火事に気を付けた方がいいのかもしれません。
しかし半端に燃え残っているよりは全焼した方が火災保険はおりますね!
【害虫対策】
鉄骨の方が上でしょう。鉄を食べる虫はおりません。
でも、鉄骨だって木を使ってないわけではないので、割合は低くとも
無視はできないです。
【間取り自由度】
実は鉄骨造の方が自由度が高い。
【遮音性能】
これは断熱材の厚さと窓の性能によるので関係なし。
【工期】
メーカーによる。
【値段】
メーカーによる。木造だから安いという事はない。
【その他】
・重量鉄骨造は、Wi-Fiが通りにくいので、スポットは2階と1階に必要になる
みたいです。
・木造では外壁総タイルが荷重の問題でできないメーカーの方が多かったです。
日本の戸建ては圧倒的に木造が多いですが、その理由も考えてみました。
大多数が正義ではありませんが、湿度が高く、夏が異様に暑くなっている
今の日本では、どちらが「快適」に過ごせるか?
どちらが「ランニングコスト」を抑えられるか?
結果、私達は【木造】を選びました。