ハウスメーカーを決めた後の打ち合わせもなかなか辛いものがありましたが、
決める前のプレゼンを受けている時もかなりしんどかったです。
なんででしょうね?
2時間半くらい拘束されるからでしょうか。
一方的にプレゼンを受けるせいでしょうか。
あら?そこはさらっと流してますけど、こういう事ですよね?と聞き返すと
態度が変わるからでしょうか?
私達が希望する躯体や設備をクリアできるハウスメーカーは多くなく、
その中から選ぶとなると、妥協点ばかりになる。
私達が希望する物は、妥協してでも優先すべき物だろうか?
もう一度、考えてみるべきではないか?
そこで立ち止まるべきでした。
私は立ち止まろうとしました。
しかし夫はもう考えるのも放棄したくなったようです。
マンションは売れてしまった。
早く家を建てたい。
そう思ってしまったようで、ここらへんから夫婦喧嘩が盛り上がってまいりました。
さて、考え方の違いから勃発する内紛はおいておいて。
こんな間取りの提案もありました。
ハウスメーカーAです。営業さんが描いた間取りです。
第一印象は、
あー、うん。こちらの希望は全部入っているけど、
悪くないけど、建売っぽさがあるなー。
建築士さんの神間取りを見た後だったので、感動は無かったです。
今になって思えば、なるほどこういう事の為にこうなっていたのか、
と理解できる間取りです。
このメーカーの縛りがよく表れた間取りでした。
この間取りで私がNGを出したのは、
1階の脱衣室からの動線です。
あとキッチンユニットと背面収納棚との距離です。
性能を求めると、間取りの自由度が無くなり、
間取りを求めると、欲しいレベルまで性能を上げられない。
でも、家の本当の性能は、外壁や気密だけじゃなくて、
窓です。
窓が全てを制する。
今、住んでいて、とても実感しています。
「家」は【窓】だ。
この時点の私達は、それにまったく気が付いていませんでした。