前記事の続き。

 

続いてはTYPE-B

 

①風船

TYPE-Aと同じく花少年バディーズ(以下、HSB)の1stミニアルバム『Balloon』の素材です。

カラーもThe Benjamin(以下、BJM)のメンバーカラーにしてあると共に

TYPE-Bは10周年をお祝いして風船を10個置きました。

じゃあTYPE-Aの数は?と訊かれたら意味はありません。

なぜなら10個の意味合いは後付けだからです。

 

②テント

これも1stミニアルバム『Balloon』のジャケット素材です。

ジャケットというか装丁か、

キャップやバックインレイのデザインの素材だね。

これ[キャップ(屋根)]を外すと空へ飛んでいく、

さらにケースを開いて見開きにするとさらに高く高くってアイデアを活かしたいがためにジャケットを縦に作ったんだよね。

2ndミニアルバム『Bonjour』でもそのアイデアの和風バージョンがしてあるから

持ってる人はあらためて見てみて。

 

③吊るされた船

2ndミニアルバム『Bonjour』のTYPE-Bの素材だね。

あれ?飛行機も船もBJM風に少しデザイン(後方部の模様)を変えたんだけど他のオブジェクトで見えなくなったね。ハハハ。

今作では船を少し錆びさせて時間の経過を表現。

 

④Fenderアンプ

⑤24hourの電飾看板

TYPE-Aでお話しした通り

当時のアー写とポスターカレンダーからの素材です。

24hourでどうしても歌詞に関して話したいことがたくさんあるけど

それはまた後に楽曲紹介で。

 

⑥前柵と⑦ブランコ

TYPE-Aでは壁紙として使っていた素材をTYPE-Bではガーデニングの柵に使ってみました。

この模様がまさかこんな様々な使われ方するなんて当時は想像もしてなかったでしょう。

木にぶら下がるブランコもこのジャケットで使われた素材です。

 

⑧照明スタンド

これも気付きにくいかも知れないな。

HSB 8thシングル『ブランコ』時のアー写で使われた素材です。

 

てな感じで前半後半に分けて駆け足で色々お話ししてきましたが

これはまだあくまでCDのジャケット(表1)だけのお話で

他にもポスターやフライヤーで両タイプの素材を混在させたり、

ブックレットも開けてビックリ!

知ってる人にはわぁぁお!懐かしい!!

知らなかった人も知ってなぁるほどね!!

な仕掛けを沢山してあります。

 

数日後には『Balloon』の告知映像も公開されますのでそちらもお楽しミニーにしてちょうだい。

 

これから先、いろんなインタビューなどでも記事にされると思うけど

この『Before』という作品を作るにあたり、

メンバーが一番注意しなければならなかったのは

「ただの企画モノ」で終わらないようにする事でした。

 

BJMで作る以上は楽曲もサウンドも、そしてこのアートワークも

「良きモノをさらに10年、もう10年、一生愛してもらうためのブラッシュアップ」

だと思って制作しました。

 

そしてそれがカタチになったと思います。

先も言いましたがリリースが近づいてきたら楽曲の方もお話させてもらいます。

 

皆さん、本当に本当に本当に!楽しミニーしててください!!

 

 

しかし、今作は収録されている曲に所縁があるアートワークの素材のみを使ったのだけど

HSBは他にももっと色々な素材(「バレリーナ」の中華とか、「バナナ」のお茶の間とか)が残されてるからまたこういう機会があるといいなぁ。

 

Miney