「Bonjour」

さあ、アンコールに入りました。

この曲がこのツアーファイナルのセットリストに組み込まれるのはちょっと不思議なんだが

まあ5月の花が歌詞に入っていたり
バンドの状況的にはわからなくもない

とか言って、

なんだかんだで、この曲がメンバーは大好きなんですよ。

だけどイベントでやるには
そこまでパンチ力があるわけではないし、曲尺が少し長いので
単独公演では思わず入れちゃう曲。

ビリーやバディーズの曲の中に
“再会”をテーマにした曲は多くて

それはいつでも振り返っているような、
若者からしてみればピークを越えたおっさんおばはん視点に聴こえるかも知れないけど

ボクらの伝えたい事は

再会の可能性=またチャンスは来る

次のチャンスには今より成長した自分で挑める

という事で、それは恋愛に限らず全ての事に言える事、

だから今のチャンスを見送れというわけではなく、
うまくいかないかも…と恐れるな
うまくいかなかった…と悔やむな、諦めるな
という事だったりします。

そして、ちなみに、おっさんおばはん達は若者のキミ達より
さらに経験値を持ったピークを今も更新中です。

歌詞にある

「40歳過ぎたら どうなるんだろう?
30歳前のボクより優れてるだろう」

いよいよ、ボク自身も今年の11月でその40歳を迎えようとしてます。

誰もが平等に訪れる年齢の重ねというヤァツは
ときおりコンプレックス?ストレス?に感じてしまう時が全くないわけではないけれど、

これから三十路を迎える人が
「ワタシ、もう三十路なんでー」
とか言われたら

はっ、経験足らずのワカゾーが、

とか思ったりするし。

そんな事言ったら、
ボクより歳上の方からボクは同じ事を思われていたり。

いずれにせよ、
ボクも年代によって様々な視点や価値観に変わってきたけど
さらに年齢を重ねた方々はそれ以上の視点や価値観を経験してきたのかと思うと、
まだまだ未来が楽しみだったりします。

ああ、まったく、曲やライブの話ではないけれど、

年齢を重ねる

という素晴らしさを存分に込めたこの曲、
ボクは30代みっちりとイノチをかけたバンドだったからキモチが強く込められてます。

メンバーやブラッサム達も
それぞれの今の年齢で
感じる事、楽しみにできる事、
この曲を通して沢山あるんじゃないかなぁ。

そんな曲です。
キミの人生に応用してください。

ミネムラ

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