「スクウルデイズ」

曲尺長いなぁ。
初めて聴く人とか、『ウィルスマイル』『ブレイムオウル』を知らない人はどう感じるんだろうな?
(DVDの映像演出を見ればちょっと理解できるかも、ちゃんと知りたい方は旧譜を聴いてくだいな)。
長ぇ曲だな、って思うよね。きっと。

このライブ映像でサビのドラムがどんな風に叩いているのか?みんなに伝わればいいなぁと思っていたのに、
編集の人に「ドラムの映像がない」と言われ、ちょいガッカリ、他の曲ではちょいちょいあるやん。
ふうじくんはサポートだけど神サポートなのよ。
専用のカメラ付けてあげてよ。

この曲をレコーディングしてる時は
ライブではピアノを弾こうと思ってて、
こりゃかなりの練習が必要だなと思ってたのね。
レコーディングはさ、何度でもやり直せるけどライブはそういうわけにはいかない。
だもんで、地獄の自主トレを覚悟してたんだけど
2月になりバンド自体の状況が急転したのでスケジュールやマネージメント調整に追われ、なかなか時間をとれず
結局アコギで演奏する事に。

まあ、ピアノよりアコギの方が最初から得意なわけだし、
コーラスワークもたくさんあるし、
オーディエンスの立場で考えれば安定感ある演奏のが聴きやすいだろうし、
結果アコギで良かったなと今となっては思うわけですよ。
ただ、ちょっとピアノでも弾いてみたかったなとも思わなくもない。
またいつか機会があったらピアノも披露したいです。
それまでに練習しとくよ。

いずれにせよ、どのパートであっても
この曲はかなり神経を使うわけです。
その張り詰めた感はDVDでも伝わってくるんじゃないかなぁ。
こういう緊張感てやる側も嫌いじゃないんだよね。それこそライブならではって感じがする。

しかし、この曲を聴く度に痛感するのは
この曲を完成させる事ができて本当に良かった。

もっと言えば、『Basic』を完成させる事ができて本当に良かった。

事が事だけに、このアルバムを完成させる事ができてなかったら
ボクは、いやたぶん、ボクらは一生後悔していたと思う。

この曲は前半部こそ悲哀が漂うけど、
1サビからのメッセージは
全ての過去を笑顔で迎え入れ、
このキモチを、過去現在未来での出会いを感謝する歌だから
切ない顔や苦しい顔で歌うものではなくて、
できるだけボクはコーラスする時は強い眼差しで微笑みながら歌うようにしてた。

悲しい感情は時間が解決してくれるわけではなく、
過ぎゆく時間の中で成長した自分が解決するんだよ。

そんな曲です。
キミの人生に応用してください。

ミネムラ

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