『ベイビーTrain』ー

貘の花少年バディーズとしての処女作です。

レコーディングも後半に差し掛かり始めた頃、
「オレも一曲作ったんだけど」と貘がファイルを持ってきた。

お!って感じで聴いてみると
弾き語り的な始まり、おお、なかなか良いね。

からのー、

アレ?構成半分しかない!途中からオケもない!

でも、曲調と歌詞のコンセプトが面白そうだから仕上げでみますか!


からのー、


ボクとツブクの二人でデモ作り~プリプロ作業開始!
スタジオでは他の曲のレコーディングの詰めもあるので
終わって自宅でガーっとやり、また朝スタジオ行く!の繰り返し。
年末のライブなんかも重なり、
まさに精神的にも濃密な時期。

だから二人どんどん潔くなってくんだよね。
構成はこう!ここのブリッジはこれで!
うん、やっぱりギター残しで!
エンドはこう!
ここは歌詞増やして!減らして!…みたいな。

とにかく当人は歌入れまでスタジオに姿あらわさないから誰が作ってんだコレ?みたいな。

おかげで、ものすごく骨太なギターロックに仕上がりました。
ちょっとかっこよくて感動するくらいエモーショナルな仕上がり。
ロックって潔い音楽なのかも知れないって勉強になった。

ギターサウンドもレスポールスペシャルのP-90なんかで弾いたりして
サンボマスターっぽい感じ?あれ目指したな。
いや、でもギターの太さってさ、アンプや歪みじゃないんだよね。
やっぱ弾き方なんだよなぁ。
それも勉強になったなぁ。

歌詞は曲持ってきた当初から明確なモノがあったみたいで
表現もビリー時代よりずっと良くなってるよねー。

あと、エンジニアのナカムライダーのアイデアでスネアにかけたリバースリヴァーブが最高!
トンネルの感じが出てる!



笑っちまふよな

ミネムラ