―少年[B]チェンジ


【収録音源:ヴァージョン名】

Single『Butterfly United』:オリジナル

【解説】

仮タイトル1『竜巻と踊る嘘』、仮タイトル2『チェンジカン』。
以前にも書きましたが『ブラッサム』『The Bluffer』と同時期、ビリー結成以前に作った曲。

シングルリード曲の候補として何曲もあった内の一つ。
この頃は“シングル曲とは?”を明石先生から沢山教わって勉強したな。
その教えを活かし『竜巻と~』から『チェンジカン』へはサビ、曲構成がかなり変化しました。
最終的なタイトルの決定時にも『少年[B]チェンジ』か?『少年[B]タイム』か?で悩みましたが『少年[B]アウト』と並べて動詞の意味が強い方をという感じでこのタイトルに。
“チェンジ”と“時間”を合わせた『チェンジカン』も捨てがたかったけどね。

そのタイトル選びのくだりから察する事ができると思いますがこの曲は“今こそ変わらなきゃ!”と内容です。
ビリーというバンドもより強い結束力をもたないと色々な外力に押し潰されそうな時期だったし、
2008年冬ツアー『Boy[B]Change』の表題曲でもあったので訪れる春に進学や就職に不安を抱いていたり、今の環境に不満を抱いている人などに
目からウロコ的でありがたい曲です。
キムタクのドラマより、オバマ大統領より先に“Change!”を訴えたビリーであります、ハイ。

珍しくギターの話をしますが、この曲は2拍遅れのディレイを使ったプレイをしているのが自分としてはお気に入り。

歌詞カード中の散文で“進め進め トゥ ザ ハピネス!”と書いた時には「自分大丈夫?ダサくない?」と少し冷静になりましたがこれまで散々“イェイイェイイェ~イ”って言ってるからさほど変わらんだろ?って事で。

この曲はサビのハモリがとても気持ち良いんですよね。
オケ取っ払って主旋律とハモリだけで聴かせてあげたいわ。

最後の大サビでブラッサム達の近くに行って一緒に身体を揺らしてると幸せになる。

人は“変わる 変わる”と言ってもなかなか変われるものではない、
でもあがた森魚の言葉で“僕らは若すぎるから時間がない”というのが真理だとオレは思うのだよ。
「時間が解決してくれる」なんて時流に飼われて流されてしまったらずっとオレ達は変われないのかもね。
「今ここに決意する」とか「この期間内にこれを成し遂げてみせる」みたいに時間というものを利用できるようなったらオレ達はもっと有意義に進めるのだよ。



やがてはココロ変わりもするだろう
その一生の内のどこかで
キミがやり残した事が
一つもないようぬ

“あの日変われる事ができた”
その実証をいつか必ず
照準狂わず より真価を問い 進化を遂げ
見つけ出すんだ



“もう”という文字を
“まだ”という文字に
入れ替えるのだよ。


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笑っちまふよな。
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