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カフェと音楽と世界のできごと

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民族音楽のはなし、好きな映画のはなし、国際結婚のはなし等々
それはそれはタラタラと書いております。

父はもともと肝炎があり、通院しているのですが

今回、「ご家族全員で来てください」と言われたらしく

姉と私とケリーで行ってきた。

 

「口腔ガンです。転移している可能性が高いですね。緊急手術が必要ですので、来週から入院してください。」

 

淡々と話が進んでいく。

 

なぜかケリーが一番動揺しているのが、シュール。

 

「下アゴの骨にまで転移しているため、切除してステンレススチールの骨格を入れます。お腹から肉と血管を取り、アゴに移します。血管はつないでみないと使えるかどうか分かりませんが。それと同時に首を切開して転移しているリンパ腺と首の細胞を切除・洗浄しましょう。全部で9時間くらいかな」

 

あくまで淡々と、濃い話が進んでいきました。

 

 

来週から、父入院です。

 

大丈夫かな、うちの家族。

 

 

事故から2か月以内にリハビリ病院へ転院しないと、リハビリ病院への入院ができない。

 

という不思議な規則のため、原宿リハビリテーション病院へ転院しました。

 

ここも、「脳損傷の場合は5か月で退院」と病名により滞在できる期間が決まっているので、7月まで居ることになりそうです。

 

それで良くならなかったら、どうするんだろう。

幸い、そんなに長くかからないとは思うけど。

 

 

母は目が開き、家族を見るようになったけれど、言葉は出ない。私たちのことも分かっていないような。

 

恐らく、脳がまだ腫れているせいで記憶障害と言語障害が出ているのだろうとの事。

 

この感じ、覚えています。

 

何度か脳腫瘍の手術をした後の母は、目に感情が戻るまで時間がかかった。言葉も出ない。脳が繋がり直すのをひたすら待つしかない。

 

 

入院した日、母は少しだけ目を開いた。

おびえた目で私たちを見つめたので、「階段から落ちたんだよ、怖かったね」と話しかけると、涙が流れた。

「もう大丈夫だよ」と母をなぐさめながら、もう大丈夫だという安心感から涙が止まらなくなったのを覚えている。

 

でも、そこから脳が腫れ続けているから、記憶障害・言語障害は増々悪化するばかり。

 

今は待つしかない。