That makes one of us | カフェと音楽と世界のできごと

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民族音楽のはなし、好きな映画のはなし、国際結婚のはなし等々
それはそれはタラタラと書いております。

欧米には日本のような曖昧な表現は無い。




YESかNOかはっきりしているから、


NOと言えない日本人、なんて呼ばれてしまう ---





そんな話をたまに聞くけれど、欧米にも


それはそれは曖昧とした言い方がたくさんあるもんです。





以前、アメリカ人デザイナーと仕事をしていた時、


「アメリカ式に意見をはっきり言わないとナメられる!!」


と日本人メンバーで話し合い、みな端的に意見を言い

バシバシ間違いを指摘していたら、


かなり殺伐とした雰囲気になってしまい・・・





後に、仲良くなったデザイナーから、


「なんでみんな話す時ケンカ腰なんだ?」と聞かれ、


その”アメリカ式”考えは勝手だったと気づきました。








意見が合わない時でも、端的にNO!ではなく、





I'm sorry but,... 申し訳ありませんが、





I'm not sure if it really suits the situation...


(この状況に最適かどうか定かではありません)





Sounds like there is still room for improvement in this plan...


(この計画にはまだ改善の余地がありそうですが)





とか、ストレート過ぎないように色々とくっつけて話す感じは

日本のサラリーマンを彷彿とさせます。







うちのダンナさんも、ソフトなNOの言い方をたくさん持っていて。



一番良く出るのが、「That makes one of us」



賛成できない、と言っているのですが、I don't agree with you とか

I don't think so と言われるより、ソフトな気が。






その逆もあり、賛成の時も Me too!! と言うより

「That makes two of us」と言った方が教養がある感じで

個人的に良く使っております。