粗い角を削っていくと | カフェと音楽と世界のできごと

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民族音楽のはなし、好きな映画のはなし、国際結婚のはなし等々
それはそれはタラタラと書いております。

2000年に出会った私たち、そろそろ結婚しようかぁという気になったのは
2011年くらいかしら。

「結婚できて良かったね~」と何度か言われましたが、

「結婚してくれる」のをじっと待っていた訳ではなく・・・

この人となら隠しごと無くどんな時も力を合わせて頑張っていける、と
確信できるまでに時間がかかってしまっただけの話で。


Rain In Eden ~それは、楽園に降るやさしい雨音~


早く結婚しても、考え方や価値観が違えば意味無いですからね。

良く離婚の理由で「価値観の違い」と聞きますが
付き合っている時に色々な話をして、相手のことを深く理解しないまま
結婚してしまったんだな・・・と思う。


価値観とは・・・
同じことで笑って、同じことに腹が立って、
同じことを心配して、同じ様にお互いを思いやる・・・ことでしょうか。

金銭感覚が近い、緊急時の対応・考え方が似ているのも
大事だと思います。


私たちは、美しいと思うものが一緒だったり、曲の作り方が似ていたり
自分だけで趣味の時間を過ごしたかったり、その後は2人で
手をつないで散歩したかったり・・・

金銭感覚が違ったり、健康に対する考え方が違ったり
友達に対する考え方が違ったり・・・

ケンカも話し合いも沢山してきました。
でも、お互いが大事だから妥協して学んで固定概念を捨てて、
粗い角を削って削って、
ピタリと合うカタチになってきたのは、ここ数年じゃないかな。



「結婚してから分かり合えばいいじゃない」と言う人もいます。

私たちもいまだに驚かされることはまだまだあります。
きっと一生あると思う。

一人の人の全てを知るなんて、一生かかっても無理でしょう。
自分のことだって全部分かっていないのに。



相手のために、自分の粗い角を削ってもいいなと思えたら
相手も、自分のために角を丸くしてくれたら
結婚を考える時なんじゃないかなぁと思います。