暗い道を歩いてると
何処か聞いた声が聞こえてきた
「愛李?
えっ…」
まさかと思って見たら
そこには愛李と珠理奈がいた
「なんで…
珠理奈と愛李…」
「あの…
俺、やっぱり…」
「…」
「ダメですか?
俺は…」
「ダメ!
お願い…」
「でも俺も…」
何の話?
少ししか聞こえない
でも最後の言葉だけは聞こえた
「俺、やっぱり嘘ついて
玲奈さんと別れるなんて嫌です!!」
えっ…
嘘?
愛李…私に嘘ついたの?
もう我慢出来なかった
「どういうこと…?」
「玲奈さん…」
「玲奈ちゃん…」
「どういうこと?
嘘ついて別れるって…
愛李、私に嘘ついたの?」
「それは…」
「珠理奈
なんで愛李といるの?」
「…」
「なんで?
私の彼氏って知ってるよね?
前もそうだったよね?
言わなかったけど
明音ともいたよね?」
「…」
「前って…」
「なんで?
なんで黙ってるの?」
「……だから…」
「え?」
「私は…玲奈ちゃんが…
好き…だから…」
「どういう意味?
そんなこと聞いてない」
「…」
「もういい…
珠理奈の裏切り者…
大っ嫌い!!」
「あ、玲奈ちゃん!」
私は出てくる涙を
拭きながら
全力で走った