2016年11月に高卒認定試験を受けました。

 
 
正式名称は「高等学校卒業程度認定試験
 
旧「大学入学資格検定(大検)」
 
 
高等学校を卒業した者と
同等以上の学力があるかを
認定するための試験です。
 
 
合格すると大学等の
受験資格が与えられ、
就職・資格試験等に活用できます。
 

高校中退者や、
何らかの理由で
高校に行けなかった方への
救済措置みたいなものです。
 

学歴は高卒にはなりません。
 

 
僕は高校3年の5月から
不登校(夏までは相談室登校)でした。
 
 
試験を受けたのは、その年の11月です。
 
 
高校で取得した単位数が
基準を満たしていれば、
必要な教科ごとに免除を受けられます。
 
 
僕が受験したのは地理と世界史のみ。


地理は高2の時に履修していましたが
基準には達していませんでした。 
 
 
地理と世界史にはA・Bがあります。
Aの方が試験範囲が狭いです。 


どちらを受けたかは覚えていません(^^;)
 
 

〈地理〉 
 
文部科学省のサイトに
掲載されている
過去問3年分を解きました。
 
 
解いた感じ、
地形図等からの読み取り問題が多い印象。
 
 
難しい知識は不要で、
これは大丈夫だと判断し
世界史の勉強に移行しました。
 
 
学校で受けていなかった
世界史を勉強しないとまずい。
 
 

〈世界史〉
 
高3の4月に2週間ほど
受けただけの教科です。
 
 
勉強のために問題集と過去問を買いました。
 
 
問題集はAmazon、
過去問はたまたま少しやっていた
メルカリで購入↓
 
 
—問題集—
 
 
—過去問—
 
 
試験1ヶ月弱前に購入したみたいです。
 
 
勉強開始が遅いのには
ちょっと事情がありますが省略。
 
 
文部科学省のページに掲載された過去問には
解説がないのでこちらを買いました。
 
 
問題集をざっと読み、
載っている問題と過去問をまず解いてみる。
 
 
間違いだらけでも復習して
今後の勉強に活かします。 
 
 
あと、簡単に年表を作りました。
 
 
中学時代、定期試験毎に
歴史の年表を作っていたので
慣れていた部分はあります。
 
 
問題集・過去問に〇〇世紀、〇〇年と
書かれているものをピックアップし、
ノートに簡潔にまとめました。
 
 
問題文を見てから瞬時に
解けるようになるまで過去問を周回。
 
 
2, 3周目は全問、それ以降は
間違えた問題に絞っていき、
全問正解できるまで繰り返しました。
 
 
(ちょっと見てみたんですが
 今受けたら間違いなく落ちますねこれ笑)
 
 

〈当日〉 
 
同世代の人もいましたが、
大人が多かったです。
 
 
地理は2限目。
 
 
早めに解き終わり、
試験時間50分のうち
30~35分残ったので何度も見直し。 
 
 
どうしても一問だけ
何とも言えない問題があり、
最後まで悩みました。
 
 
昼食後、世界史。


途中までは順調。
しかし、後半でミスを発見・・・


マークが途中から一問ずれている・・・
  
 
この日に限って
濃くマークしていて
上手く消えない、、、 
 
 
めちゃくちゃ焦りながら頑張って消し、
何とか無事間に合いました(^^;
 
 
 
 
帰宅後に自己採点。
 
 
地理は最後まで迷った問題が不正解。
 
 
世界史はかなり間違ってましたが、
合格点には達していたので一安心。
でも結構ギリギリでした。
 
 
結果、無事合格。
 
 
担任の先生から
「うちの高校の生徒で落ちる人は
 ほとんどいない」
と言われたのがプレッシャーで心配でした。
 
 
 
主に通信制や定時制の場合だと思いますが、
高校によっては単位認定されるんですよね。
 
 
僕は普通科でした。
 
 
2年間頑張ったんだから卒業させてくれ!!
 
 
何て思ってたんですが無理でしたね。
 
 
そもそも出席日数の問題がががが。
 
 
試験範囲はそんなに広くなく、
通学して勉強していた学生さんなら
そこまで苦労しないかと思います。

 
以下、参考までに。