「不登校」

 

 

印象はどうしても悪くなりがちです。

 

 

僕は不登校を2度経験しています。

(小学4年冬~5年夏、高3) 

 

 

同じクラスに不登校の子がいる

という経験も2度しました。

 

 

不登校になる原因はそれぞれ異なりますが、

①対人、集団生活が苦手 

②家庭環境の問題 

③病気 が主にあると思います。

 

 

予想ですが①が一番多いと思います。

 

 

どうして不登校になると

周りから責められるのでしょうか?

 

 

それは、

「通学することが絶対に正しい、

登校しないのはありえない」という

価値観を多くの人が持っているからです。

 

 

そしてそれに反する者がいれば

徹底的に批判するという仕組みです。

 

 

社会全体がこのような構造になっているため、

不登校児は余計に自分を追い込んでしまいます。

 

 

本当に悲しい世の中だと思います。

 

 

不登校問題について議論しているのを

テレビやネット上で見かけますが、

不登校を経験したことのない人達が

不登校について語っても、

解決に向かうとは思いません。

 

 

やはり、経験者と未経験者では

考え方に差があります。

 

 

中には不登校に対する理解が

深い方もいますが、ごく一部です。

 

 

それ以外の人達は 

「普通」 という固定概念に囚われているため、

こちら側の意見をなかなか

受け入れられないのではと思います。

 

 

これを改善するには、

みんなが広い視野を持つしかないと思います。

 

 

人それぞれ得意なこと、

苦手なことがあります。

 

 

例えば勉強、スポーツ等が挙げられます。

 

 

これと同じで、

 ”学校が苦手” という度合いが人よりも強い

というただそれだけの話です。

 

 

それで不当な扱いをするのは、

おかしな話だと思いませんか?

 

 

別に不登校だからといって

人生が終わる訳じゃありません。

 

 

みなさんも是非、「不登校」に対する

捉え方を見直してみてください。

 

 

<おまけ> 

個人的不登校あるある~  (一部)

 

 

●「みんな待ってるよ」 「学校来いよ」  

 

とにかく学校の事を頭から離したい、

考えたくないのです。

 

 

それなのに学校の先生やクラスの人たちは

これをすぐに言います。

 

 

僕は、本当は行きたいけど

精神的に追いつかないという葛藤に襲われ

余計にメンタルをすり減らしました。

 

 

 

●「学校行きなさい」

 

これは不登校になると

99%親から言われるでしょう。

 

 

本当は行きたい気持ちもあるのに

行けない葛藤に悩まされてしまいます。

 

 

余程のことが無い限り言われると思います。

 

 

 

● 始めは開放感、少し経つと絶望感

 

不登校なりたての頃、

学校に行かないと決めてからしばらくは

開放感が半端ないです。

 

 

しかし少し時間が経つと、

将来に対する不安がどんどん募っていきます。

 

 

辛いですね。

 

 

 

● 知り合いとの鉢合わせが怖くて迂闊に外出できない

 

「何で学校来ていないの?」 等、

学校について聞かれるのが怖くてたまりません。

 

 

いや、それ関係なく会いたくなかったですね。

 

 

見つかること自体が恐怖でした。

 

 

 

● インターホンにめちゃくちゃビビる

 

これは小学校の不登校期に、

担任の先生が不定期に

訪問してきた時にもありました。

 

 

それ以外でも、

本当なら学校にいる時間に家に居るのを、

人に見られたくなかったです。

 

 

 

● 普通に通学している自分を想像する

 

やはりしてしまいます。

 

 

本当は行きたい気持ちがあったので。

 

 

 

● 学校戻ろう→やっぱ無理→学校戻ろう→... 

 

不定期に訪れる無限ループです。

 

 

 

● 復帰が超大変

 

退くのは簡単、戻るのは難易度激高       

 

 

etc...

 

 

今回はこの辺で終わります。