■BOOMBOX■ TOSHIBA RT-S90 | BACK TO The 80’s...バック・トゥ・"Da"・エイティーズ

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1980年代のサブカルチャーについて、あとたま~に日常のこととか

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and "NIKE" with "BOOM−BOX"


BOOMBOXコレクション VOL.1

TOSHIBA RT-S90
BOMBEAT ADRES
ボムビート アドレス
1981(昭和56)年1月発売 
定価99,800円

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『ラジカセ』・・・いわゆるラジオカセットレコーダーです。

今や携帯電話にTVやミュージックプレイヤーも付属しているし、ネットを活用すればYouTubeでいつでも好きな曲が聴け(観れ)るから、ラジオやカセットテープの必要性が失われつつありますね。
っていうか、カセットテープはすっかり過去の遺産になってしまった感があります。

『ラジカセ』と言えばステレオコンポと違い気軽に持ち運べる便利さが売りでしたが、そこにコンポに勝るとも劣らない迫力ある音を追い求めた結果、バカでかくてクソ重たい決して気軽にとは言いがたい本末転倒電化製品が出来上がりました(笑)

海外では『BOOMBOX』(ブームボックス)って呼ばれてます。
『GHETTOBLASTER』(ゲットーブラスター)なんてカッコいい呼び名もあります。
1980年前後にモノラルタイプよりもステレオタイプが主流となり、それと同時に過度な大型化が進んでいきます。
CDを搭載した所謂CDラジカセに取って替わられる85年頃までが、ピークです。

自分はこのバカでかくてクソ重たい武骨な中にも機能美がきらりと光る『ラジカセ』のデザインに非常に惹かれ彼此30年間も収集を続けています。


このTOSHIBA(東芝)社製のRT-S90は当時の『ラジカセ』の中でも最高峰に位置するモデルのひとつです。
其処らのちゃちなステレオコンポよりも高性能・高音質だし、なんせ高価でもありました。
自分の数あるコレクションの中でも一、二を競う超が付くお気に入りチャンです。

デザインのお気に入り&こだわりポイントとしては色々あるんですが、まずカセットはシングルと言う事。
コレは自分の中では基本中の基本かな。(あるモデルの例外を除いては)
確かにWカセットは機能的には便利でしたが、デザイン的に見た目が野暮ですね。

それからスピーカーは左右対象なステレオタイプですね。
できたら3ウェイが組み込まれているのが理想なんですが、『ラジカセ』にそこ迄スペースないですからね。
70年代のモノラルタイプに限定して収集しているマニアックなコレクターもいますが、自分はやはりこのシンメトリーな配置が見ていて落ち着きます。(歳をとってチョットづつモノラルタイプも好きになってきました。)

ラジオアンテナのロッドは1本より2本出しの方がイイです、左右に伸ばしたシンメトリックな姿にすご~く愛おしさを感じます(笑)

ついでに細かいところだと、音量のインジケーターにも好みがあります。
デジタル化されたスペアナ(スペクトラムアナライザ)表示も嫌いではないですが、やはりアナログ式で針がビンビン動くモノがイイですね、一生懸命針が振れてる様は愛しさすら覚えます(笑)

そういった数々の好みを総合的に満たしてくれるモデルがこのRT-S90なんです。

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どうですか?
カッコいいでしょ?
今でもiPod繋げばイイ音出ますよ!