大雪一過、そして春の陽射 | ーとんとん機音日記ー

ーとんとん機音日記ー

山間部の限界集落に移り住んで、
“養蚕・糸とり・機織り”

手織りの草木染め紬を織っている・・・。
染織作家の"機織り工房"の日記


2014-02-16/美杉町川上

 わたしどものところでは、大雪は一応収束しました。

きょうは、ほんとに嘘のように、きもちのいい青空が広がっています。
開墾中のところは、雪が残り、この調子だと少なくとも数日は畑仕事はできないでしょう。

桑の育苗エリアでは、多少の被害が出ました。
雪避けをしていたところが強風で壊されていますが、小さな苗は枯れ草で埋めておいたので、被害はありませんでした。

雪

 それにしても、すごい雪でした。

人手が足りずに、除雪できていない道も残っています。

人手が足りずに除雪できない道

 もうひとつの桑畑の方にも見回りにゆきましたが、
畑の入り口まで、雪を踏みしめて辿り着くのに一苦労しました。


そうしたら、畑に植えていた自生種の桑の木の枝に、
クワコの繭がぶら下がっていました。
風化に身を委ね、また抗いながら残る姿に、心惹かれるものを感じます。

きょうの陽射には春の匂いが予感されて…。
すこし、気分がウキウキします。

桑畑の繭