庭の草も、一日ごとにぐんぐん伸びてゆくのが一目瞭然でわかるくらいです。
採って来てプランターに植えていた日本茜も、観ている側が元気になるくらいにピーンと蔓を伸ばしている。

【プランターに植えた日本茜】
そろそろ、もっと深いプランターに植え替えなければと思うし、丁度今の時期に折りをみて、茜を採り行って畑にもっと植えておかなければと思う。

【ハート型の特徴ある日本茜の葉】
すこし、茜のプランターの横の方に目を移すと、カラスビシャク(烏柄杓)が咲いていた。
カラスビシャクは、以前に紹介した"ムロウテンナンショウ"と同じような仏炎苞(ぶつえんほう)という花の形をしているサトイモ科の植物で、球根はすぐれた鎮吐剤になる生薬だそうだが、絹と一緒で、近年の日本におけるカラスビシャク(半夏)の生産量は極めて少なくて、市場品の大部分は中国及び朝鮮半島からの輸入品に依存してるそうです。

【カラスビシャク側面】
でもこれ、わたしは、ちょっと可愛いなと思うので、引っこ抜かないでいるけど、畑でもよく見かけるし、庭にもにょきにょき生えて来る雑草なのですが、生薬としての商品価値があるのならば生産する農家が増えても良いはずなのにと思うけど、作物としてつくる価値がないほど価格が安いのでしょうか。?
素人の素朴な疑問です。

【カラスビシャク正面】
中国の毒入り餃子事件、あれも報道の方が興味を無くしたのか、その後の事が聞こえて来なくなったようで、印象として事実関係の検証が曖昧になってしまったようですが、少なくとも、そういう国に衣食住の材を依存するなんて事は、避けたいですね。