昨日、親父を病院に連れて行くため


休みを取って実家へ行きました。


朝、実家について茶の間へ入ると


お袋がぼーっとした目で一生懸命


シャツを履こうとしていました。


いつもはうるさいくらい元気な親父は


力なく風邪をひいて寝ていました。


その様子を見て 「今日は外へ出るのは無理だ!」と


思いました。風邪をひいた父とボケた母・・・


一人で二人の面倒を見るのは無理だ!そう思いました。


ところが、私が家について15分もした頃


親父は布団を抜けだして身支度を始め


お袋もなんだか出掛けたがっているんです。


「大丈夫か?」何度も二人に問いましたが


「小樽へ行く」と言ってききません。


しぶしぶ、二人を連れて小樽へ。


親父を病院に連れて行き、待っている間


お袋を連れてデパートへ。


お袋を車椅子に乗せて、ただグルグル・・・


そんな半日で、両親は元気になるんです。


何が楽しいのか?なんで元気になったのか?


分かりませんが、たった一つ言えるのは


二人とも一生懸命生きています。


ほんの些細な事に幸せを見つけています。


「地震にあった人に比べたら幸せだ・・・」


そう言って涙ぐむ 81歳の父。


意味が分かっているのか頷く母。


俺も一生懸命生きなきゃな~


実家を後にする俺に何度も頭を下げて


「ありがとう。」という二人。


皺くちゃで、髭ぼうぼうで、髪はぐしゃぐしゃ


でも、親父もお袋も輝いてた・・・


あんた達の息子で良かった。


50になって初めて分かったよ。


俺も精一杯生きるからね。