モンゴルをウランバートルから北上である。
そろそろ記憶が曖昧に、時間の経ち方が波をうってきた。
昨日の事が大変遠くに思える。一昨日の北京着など一週間前のようだ。
このままでは帰国したときには老けてしまうであろう。
今日も既に3時を過ぎた(しかし、現在モンゴル平原。携帯は圏外である。したがって、Mailを送れるのはいつのことか)
モンゴルウランバートルまでは、モンゴル人のビジネスマンと一緒だった。
彼は非常にフランクで数ヵ国語を操る才人だった。酒の付き合いも長けているようで、盛り上げる力を持っていた。恐らく出世頭ではなかろうか?そこまでは聞けなかったが…
隣の部屋にはシンガポール人の青年とドイツ人の女性がいた。
4人で飯を食って、夜は話をした。モンゴルの健康申告書はモンゴル語で書いてあり、私は見せてもらって書いた。
既にウランバートルで、モンゴル人のビジネスマンとドイツ人の女性は下車し、私はシンガポール人の青年と同室となり今に至る。
昨日、中国国境の二連駅からモンゴル人が大挙して乗ってきた。国境で免税の品を買う生活だろうか?
当然彼らはモスクワまで行くわけなく、私のワゴンは2人のみになるらしい。
例え一日でも、ともに過ごした人間同士別れるのは寂しかった。
国内旅行で友人と別コースを辿るために別れるのが寂しい。それと同じだった。
友人でもないし、連絡先も交換していない。
これで良かったのかと思うが、私の語学のつたなさは、コミュニケーションに限界があった。いや、それくらいは喋れるが、私はそうしなかった。
4人で撮った一枚の写真が、私の手元に残った。

