期末試験を終えてロッキー山脈のジャスパーに行ってきました。
ちょっと不思議な旅になりました。
まずは、行きがけにいつ解除されるかわからない大規模な事故が原因の通行止めがあり、
本来ならあと70キロ、1時間もかからないという町から迂回。
その距離、計450キロ。
しかも、ダートロードだらけで8時間もかかりました。
運転手はもちろん、座っているだけの人も、酔ったりしてぐったり。
幸い日が長いのでまだ明るい8時にキャンプ場に着きましたが、
急いでテントを張り火をおこし、食事にありつけたのは10時すぎでした。
次の日は遅く起きたので高い山には登らず、車でうろうろ。
驚いたことに今年のジャスパーは、
ダウンタウンも観光地も人でごった返していました。
州はマスク装着が義務で、看板にも書いてあるのに、マスクをしない人でうじゃうじゃ。
有名な滝を見下ろす橋では、待ってもマスクなしの人たちが引きそうもないので諦め、
周りの短い山道を散歩。
別の滝がある観光地では、駐車場が満車で止めることさえできず、行きそびれました。
地元の人に話を聞いたら、土日はダウンタウンの歩道をすれ違うのも大変なほどで、
「私たちは他州でのキャンプを禁じられているのに、他州の人は来れる」とか、
「アメリカ人はカナダの入国禁止なのに、アラスカに行く場合のみ許可されるので、
うそをついて入国している」と嘆いていました。
今はアメリカ旅行も海外旅行も行けず、
人混みを避けるつもりで山に行く人が多いのかもしれません。
3日目以降、私を除く家族は、カヤックで釣り三昧。
社会的距離ばっちり。
私は腰痛のためできないので、一人で周りの山登り。
湖を見下ろす山に登りたかったのですが、
インフォメーションセンターによると、
最近そこには人についてくる黒熊と灰色熊が頻繁に出没するとのこと。
ロッキー山脈は、人ではなくクマのテリトリーだといつも思います。
マイナーな山に一人静かに行くと、2回に一度はクマに会います。
クマがいるのは当たり前。
ただ、あまりフレンドリーでついてこられると、ちょっと困ります。
お昼もまず食べられません。
しようがないので、予定変更して湖の周りや、少し離れた低い丘や、
小さい池の周りをのんびり歩きました。
このところ歩いていなかったし、
最高に疲れをいやしてくれて頼りになる山の中腹にある温泉は、
コロナの影響で道路から閉鎖だったし、疲れすぎず、ほどほどで良かったかもしれません。
国立公園のコロナ対策には感心しました。
国立公園に入る料金所では、長い棒の先にクレジットカード支払いの機械をつけて、
離れたところから車内に差し出します。
毎回除菌しているので、安心して直接触って良いとのことでした。
インフォメーションセンターは、建物には入れませんが、
テラスに仮の窓口を作り対応していました。
レストランなどは普通に営業しているようでしたが、
入ったアイスクリーム屋さんは、入店人数制限があり、
パン屋さんは並ぶ場所の目印シールのほかに、
ひと家族一人までという入店制限をしていました。
今回は、ジャスパーに来る前のキャンプ場で食べる食事の準備、
買い出しを家族にお任せしたら、まさかの野菜なし。
毎日ホットドッグ。
現地のスーパーで野菜、果物を買いましたが、
大量にホットドッグを持って行っていたので、朝からホットドッグ。
家に帰ったら、家族は速攻ですしのデリバリーをオーダーしていました。
しばらくは誰もホットドッグが欲しいとは言わないでしょう。
ちょっと不思議な休暇でしたが、しばし勉強から離れ、ゆっくりできました。
来年は体力つけて、ガンガン山を攻めようと今から燃えています。




