2時半に入場した僕は、悪魔ののど笛を見た後、もう他方のエリアへ

足を運ぼうと考えていたのだが、無念のタイムアウトしょぼん


イグアスの滝アルゼンチン側に行ったことのある人なら分かるが、

この観光ポイント、国立公園だけに非常に広かった。想像以上に。


「滝は1か所で見て終わり!」という従来の固定概念持っていた僕は、

タイムマネジメントに失敗し、失意の中、帰宅の途に就いたのだった・・・。


おじいちゃんにも先を越されるくらい、とぼとぼ歩いた桟橋。


世界一周的人生記~素晴らしきこの地球~


今までは、行かない男を標榜していただけに、俺らしいよな・・・。


でも、今回はモヤモヤが残り、すっきりしない・・・。


「イグアスか・・・」


「いぐあす・・・んん?」


「いぐっ!明日!」


まさかのスーパーギャグで、行ってきました!

2日連続アルゼンチン側イグアスの滝!


「いや~来てよかった~」


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滝の数が多すぎて、名前を覚えられないので、

ニックネームを付けることにして記憶に残したい。


これは、連れション滝。


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これは狭い口から、どばっ~と液体が広がっていることから、

飲み過ぎた後のリバース滝ホワイティ-バージョンとでもしよう。

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これは水が流れているのではなく、雲が流れているようだ。

綺麗めに、雲滝とでも言っておこうか?


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豪快でいて、実はどこか、なめらかで、繊細さも・・・・。

これはティモテ滝・・・。


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イグアスは悪魔ののど笛だけではなかった・・・。


素晴らしいよ!

とうとう念願だったアルゼンチン側イグアスの滝。


ただ、午前中は8時にブラジル大使館。

2時間で出来あがると聞いていたVISAなのに、

「午後1時に来てください」とのこと・・・。


再び、午後1時に行っても、結局、パスポートが戻ってきたのは

午後1時40分。すでにじだんだを踏んでいた・・・。

そこからイグアスの滝へ行くことに・・・。


1分でも早く見たかったイグアスの滝であったが、

園内を少し歩かされ、さらに電車に乗せられる・・・。

歯がしみるほどの歯ぎしり状態・・・。

「早く来いって、電車!」


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電車に乗せられた後は、悪魔ののど笛まで、

非常に狭い遊歩道を、1100mと1km近い距離を歩かされる。


いつもであれば、この行き着くまでのシチュエーションを楽しむ余裕が

あったのだが、今回は、朝からずっと、じらしにじらされていた気分だったので、

「どけ!どけ~!」と、申し訳ないが、じいちゃん、ばぁちゃん、韓国人を

川にふっ飛ばしながら必死に進んだ。


そして、朝起きてから約7時間後、やっとのことで、「悪魔ののど笛」

と言われる滝壺に到着間近。


雲かと見間違うほど上空まで噴き上げている水しぶきが、

大物の予感をいやおうなしに感じさせてくれる。


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滝壺に向かって一直線に落ち始める水!水!水!。

もうブルー・デビルはそこまで来ている・・・。


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「一体、下はどうなってんだ??」


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「何も見えねぇ~」


これは、まるで全てを飲み込む宇宙のブラック・ホールじゃないか。

ここはイグアス・フォールだが、僕は、

イグアス・ホール(イグアスの穴)と、名付けたい!


静寂な宇宙空間で轟音とともに、全ての塵を吸い込むブラック・ホール。

静寂なジャングルの中で、爆音をこだまして、水を吸い込むイグアス・ホール。


画像では伝わらないイグアスは是非、動画にて!



一体、どれだけの水が流れ落ちているのだろう?

どれだけの期間?100年?1000年?1万年・・・?


「実はポンプで水を汲み上げて、循環させているんですよ」

と言われれば、僕は納得できるが、

こんなに晴れてばかりの日に、この水はどこから来ているのだろろ?


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世界の水が枯渇する時、最後の1滴はイグアスに残るだろう。

世界が終わる時、全てのモノはイグアスに消えていくだろう。


イグアスこそ、「世界の果て」だ。

建物で溢れる首都から、森で囲まれた小さな町「プエルト・イグアス」へ。

今回の移動も飛行機だ。

陸路移動でじわじわと景色が変わっていくのとは違い、

それこそ、どこでもドアで縄文時代へワープしたような感覚・・・。


ホテル前もこんな状態だ。


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非連続的な移動をすることで、再び、新鮮な旅の非日常感を感じる。


長期旅行者の病気である「旅の不感症」なんてのは、僕の場合、いつでもないが、

今日は特別に、普段とは違ったワクワク感があったグッド!


飛行機だと1時間30分のフライト、

バスで行けば、約20時間かかるのだが、すごいバスを発見した。


なんと、Wi-Fi付きバス!(写真右)


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要するに、バスの中でインターネットができるのだクラッカー

「信じらんねぇ~」


かたや、LAN航空と名乗っておきながら、LAN接続ができないのはどうかと思うが・・・。

LAN航空には全機種ネット接続できる航空会社として今後、期待したいグッド!


僕は「旅の不感症」はなくても、通常、旅人はめったにかからない症状である

「ネット依存症」を発病しているのだ・・・ガーン


値段はバスとしては、割高。

1日1便のスーパーカマ(Wi-Fi付き)というグレードで、230ar$(約6500円)

僕が使っているLAN航空は約15000円で、

アルゼンチン航空であれば約12000円。


高いけど、これはこれで乗ってみたかった!

これでスカイプなんてやり出したら、超迷惑だろうな・・・。


イグアスと名前の付く町は、アルゼンチンのプエルト・イグアスと、

ブラジル側の町であるフォスド・イグアスの2つがある。


僕が今いるプエルト・イグアスは想像以上に小さい町。

小さい町なのに、レストランの規模はいっちょ前で、客はいない。

今はトップシーズンなんだけど、人は決して多くはない印象だ。


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イグアスには、アルゼンチン側に2泊、ブラジル側に2泊。

イグアスに合計4泊する輩なんてめったにいない気がするが、

できるだけ多くの町に宿泊したい僕の旅のスタイルを踏襲したい。


とにかく明日は朝からブラジル大使館だガーン

まるでヨーロッパの町並み、「南米のPARIS」と称されるブエノス・アイレス。


実は、それ以外にも呼び名があり「南米のYOKOHAMA」とも

言われているのに、それについては地球の歩き方に一言も書かれていないガーン


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当たり前だ。こんな呼び方をしているのは、私、一人だからガーン

う~ん、きっと赤レンガ倉庫を真似したに違いない!


プエルト・マデーロ地区には近代的ビルが立ち並ぶ。

1階にはレストランやカフェ。上部にはオフィッス、そしてホテル。

僕のドミトリーは10階にあるのだが、同じ高層でも大きな違いだ。


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いつの日か、パリス・ヒルトンに自然とチェックインしたいものだ。


1月の旅は欲望を満たす首都サンティアゴ、

想定よりも物価が値上がっているパタゴニア、ブエノス・アイレスと、

予算オーバーな日々が続く・・・。


MY補正予算を自分で提出し、そして自分で可決する日々・・・。

この地区のカフェは高く、入らなかったが、世界の有名カフェを巡る旅シリーズ。

ブエノス・アイレス編は「カフェ・トルトーニ」


地図をじっくり見ながら歩いていたのに、いつの間にか通り過ぎていた!

ん?なんでだ?と思って再度、引き返すと、こりゃ~カフェじゃねぇ~よ。


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怖そうなスキンヘッド野郎もいるわ、ドアは分厚いわ・・・、中を覗いたが、

「SOLO CAFE!」(コーヒーだけ!)とは言える雰囲気でないガーン


仮にコーヒー一杯だけの注文をすれば、

お決まりのように、「ALGO MAS?」(他には?)

と聞かれ、ついつい、「じゃぁ、サンドイッチを・・・」、なんてなりかねん!


気を取り直して、もうお腹がペコペコだったので、

ブエノス最終日は初日の晩飯同様に、日本食で決める。

sorataさんに教えていただいたコメドール・ニッカイにて。


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ニッカイ定食、約1350円也!


欲望を満たしてくれる首都。金はかかるが、やっぱり僕は好きだ。

そこで、最近初めて作られたというアルゼンチン日本人移民史を手にする。


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これが壮絶な旅路なんだよね・・・。壮絶な・・・。

命を駆けて目指したブエノス・アイレス。そしてそこでの生活。


これは帰国後の新たな勉強材料としょう。


不夜城ドミトリーを脱出し、これから移動です。

ボカの町と言ったら、タンゴよりもこれでしょう!


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このスタジアムに、このカラーリング、好きな人なら誰でも知っている!


ボカジュニアーズの本拠地だ。


サッカー好きであれば、誰でも嬉しい場所に違いない!?

ジュニアのみならず、シニアーズだって、興奮しちゃう場所のようだ。

(スタジアム内の会見会場にて)


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僕と南米サッカーの出会いは、7歳の時まで遡る。

1984年12月に行われた第5回トヨタカップ@東京国立競技場。


リバプールFC(欧州代表) vs インディペンディエンテ(南米代表)


現在、ジェラード擁するリバプールFCは日本でも人気チームとなっているが、

南米のインディペンデ?なんてのは、舌も回らないし、今でも知らないガーン


ただ、このアルゼンチンのクラブチームがスルーパス一発で、

欧州代表を倒したことは、少年の僕にも印象的だったようで、

家族で行った国立競技場の景色や、当時流行していた

プ~プ~クラッカーという今は禁止となっている甲高いラッパの音など、

今でも鮮明に覚えている。


当時の国立競技場の芝生の色は今の綺麗な緑ではなく、茶色だった。

そう、今日のボカスタジアムのような・・・。


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今では衛星放送、民放、スポーツニュースなどで、海外サッカーを不自由なく、

楽しめるようになったが、僕が小学校の時は、海外サッカーとの接点は、

こうして年1回のトヨタカップに足を運ぶか、

日曜18:00~放送していた「ダイヤモンドサッカー」を見ることくらいだった。


日本で開催していたトヨタカップも数年前から規模を拡大し、クラブW杯となった。

そして、今年2009年は日本を離れ、アラブ首長国連邦ドバイで開催される。

サッカーを取り巻く環境はこの20年で激変してきた。


ボカも数年前来日して、欧州チャンピオンとトヨタカップを戦っている。


世界一周的人生記~素晴らしきこの地球~


当時のトヨタカップのポスターが東京の真裏で見れるのは、嬉しく、

そして、世界一のクラブチームを決める試合が30年近くずっと日本で

行われていたことに、改めて驚くと同時にありがたい気持ちになる。


トヨタカップを思い起こすと話は尽きないので、この人の話に。


僕ら世代が最も見たプレイヤーというのは、この人だと思う。


世界一周的人生記~素晴らしきこの地球~


「ディエゴ・マラドーナ」


マラドーナは引退が近くなったあたりから、薬や暴力など、

多くの問題が噴出し、悪い印象しか持っていない人もいると思うが、

ペレや全盛期のジーコを知らない僕ら世代のサッカー好きとしては、

彼が一番、という人も多いと思う。


逆に言えば、僕は未だ、彼以上のプレーヤーを知らない。


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スタジアム内のシャワールームや、選手控室では、

「マラドーナはいつもこの角に陣取っていました」

などの解説があり、マラドーナの空間に身を置くことができるのだ。


歩きながら、マラドーナの試合を思い出す。

マラドーナにパスが渡ると、アナウンサーはいつも連呼していた。


「マラド~ナ・・・マラドーナマラドーナマラドーナ!!」


パスが渡った時は小さい声が、最後には興奮した大きな声に。


マラドーナはボールを長く保持することで相手をひきつける。

その瞬間に、フリーになったカニージャへの決定的パス。

今でもこのアナウンスがリアルに聞こえてくる。


今やマラドーナもアルゼンチン代表監督だ。


久しぶりに彼のプレーが見たい!

マラドーナのダイジェスト版、帰国してからレンタルしよう。