東北の国から2025 皐月
R7/5/25(日)今年も田植えの時期がやってきました。田植えは昔から嫌いなのでどうしてもネガティブな気持ちになるのです。実家の兄から田植え手伝いに来てくれとの要請はなかったので、当初はスルーする予定でした。しかし、最近 兄の病院通いが増えてきたようなので、行くことにしました。7:40 そんなわけで出発です。小雨。14℃。寒い。1日小雨予報。田植えするかどうか聞いたら、午前中は苗運びをして午後から田植えをすると言う。そうか…。するのか…。行くと決めたけど、田植えは嫌なので中止ならほっとしたかもしれない。でも、延期になるだけだしな…。我慢して出発を覚悟しました。カミさんがテンション上がるようにとコシアブラおにぎりを用意してくれました。いやいや、そんなコシアブラおにぎりぐらいでテンション上がるかよ!と思ってたけど、コシアブラおにぎりうまかった!冷凍してたおにぎりだったけどシャキシャキ食感がうまい。天ぷらよりうまいかもしれません。定点鳥海山は雨雲のなかでした。そりゃ、そうだ。仏壇になむなむ。カミさんが父の好きだった金つばを買ってきてくれました。早いもので亡くなった父親と同じ歳になりました。田んぼが嫌いな俺をどう見てるのでしょう?兄は朝から苗とりに行ったり動いてたようだった。昨日も息子の運動会だったようだが、終わってから午後からカミさんと田植えをしたそう。忙しい。兄の病院通いが増えたのも、父と同じ年齢になったあたりからでした。なので、手伝える時は田んぼ手伝わなければなと思うわけなのです。ほんとは嫌だけど…。いろいろ気をつけなければならない年頃なのだな。稲作をやめた田んぼ。先祖代々の土地を守れという気持ちは俺にはありません。仕事に田んぼに忙しいので、しょうがない。10:00 小雨はやみ、田植えが始まりました。俺は苗を運び、薬まき(殺虫)をします。そろそろ俺も田植え機械を運転したら、兄も他の仕事に手を回せるかと思ったけど、トラブルやアクシデントを引き起こしたらまずいなとやめました。俺はそういう可能性を持っているのでね…。せめてもと、田んぼをならしたり、隅っこを植えたり、しようと思うけど、兄は「しなくていい」と言うのでやめました。小雨が降ってきました。去年、タケノコ採り用に買っていたワークマンのレインウェアが役に立ちました。ちょっとサイズが小さかったけど。昼飯は家に帰らず田んぼで食べることになる。家に帰ると、食後田んぼに戻るのが嫌になるからと兄が言うので、小雨が降る中食べることになりました。異論はありません。田植え機械をテーブルに助六とカップラで昼飯だ。母に助六買ってきてと頼んでたようだ。「こんなのも写真撮るのか?」と兄が言う。いや、後から見るとこういう写真こそ面白いんだよと説明する。「そうか。じゃあ俺も撮るか」と普段あまり撮影しない兄も撮っていた。わざわざスマホとりに軽トラに戻っていたっけ。子供の頃は助六にごちそう感を感じなかったが、今では助六がおいしい。ちょうど良いと兄は絶賛していた。とても共感した。笑と言うのも俺も常々、助六を絶賛してるのでした。仕事に疲れて、帰宅後など夕飯の準備が面倒な時は、助六が最高だと感じているのだ。俺はずっと助六でいいと思ってるが、うちのカミさんはそれはイヤなのだそう。それも常々言ってるのだ。場所を移動し次の田んぼへ。朝にはなかった足跡があると。イノシシじゃないかと兄が言う。こっちもイノシシか?他の野生動物の可能性もありそうな気がする。小雨の中、田植えは続く。ちょっと寒くなってきたが、兄は田植えを今日で終らせたいようで「引き上げる」とは言わない。その気持ちは分かるので俺も言わなかった。今日で終わった方が俺も助かるし。兄は無口な方なのでほとんど言わないんだけど、兄弟なのでだいたい分かる。兄が「獣道を見つけた」と言う。これは…、イノシシか?ちょっと細い気もするが、そんなにイノシシのこと分からんしな。過去にこのあたりで熊も見たそうで、兄の野生動物探知センサーも高いとお見受けした。その後もずっと小雨が降っていた。田植えは14時過ぎ頃に無事に終わった。雨で身体が冷えたので、田植え手伝いから解放されることを願ったけど、兄の仕事はまだ残っていたので解放はまだでした。田植え機械を洗ったり、苗箱を洗ったり。苗箱洗いが、小川に突っ込んで苗箱を軽く洗うというものだったけど、寒いのと水が冷たいのでけっこう身体がこたえました。俺は今日我慢すればいいけど、兄はずっとしなきゃなので、我慢して手伝いました。その後も片付けの手伝いをし、ようやく15:30ころ「上がっていいよ」と。兄はまだ残っている仕事を続けてました。ほんと頭が上がりません。先に風呂をもらいました。甥っ子Hはずっとゲームで留守番していた。えらいな。ずっとゲーム時間かなら長いようだけど。えらいと思う。兄貴の嫁さんが仕事だったので、久しぶりの母親飯でした。炊き込みご飯は嫁さんか。母の料理は全般に味が薄かったけど、「うまいよ」と実家飯を楽しみました。「全部たけのこで悪いな(笑)」と母。「フキは畑でとれたやつだ。」昔、父が京都?から買ってきて植えたとか。初耳エピソードでへぇ~となった。あれか!兄はやっと帰ってきて、風呂へ。6時から消防の集まりがあるそうだ。田舎は若い人も少ないので、いつも忙しいんだと母が言っていた。身体に気をつけて頑張ってな。と思います。言えないけど。甥っ子Hも留守番多いんだろう。がんばれな。16:58 そろそろ、おいとまです。気をつけて帰れよと母がお見送り。「らくらくフォンのスケジュールどうやったら見れるんだ?」と聞いてきた。まだそんなレベルなのか…。またスマホ教室しな帰らないと。雨で身体が冷えて、すごい睡魔に襲われた…。19:00 無事に帰宅。18:00稲刈りも嫌だけど、手伝いに帰らないとだな~。ぼやきは続くわけで。