チリンチリンチリン・・・
終了の合図が教室に鳴り響いたとき、ふっと頭から力が抜ける
のを感じた。
本当にエキサイティングな体験だった。
勉強を始めたのは丁度2年前。1年目はがむしゃらに頑張った。
しかし1次試験で、あと2点というところで不合格。
ふがいなさを感じると同時に、「来年こそは」と雪辱を誓った。
2年目。1次試験対策にはそこまで時間を割かなかったので、
ちょっと心配だったが、1次にはなんとか合格。
2年目にしてようやくつかんだ登竜門への挑戦権。
試験の前日、友達から「飽きっぽいお前がよく頑張った」という
メールをもらった。
確かにそうだ。思い返してみれば、僕の飽きっぽさは筋金入り。
そんな僕がこの勉強を続けられたのはある意味すごいことかも
しれない。
プロ棋士の羽生さんの言葉に、こんな言葉がある。
「才能とは、継続できる情熱のことである。」
今回の試験は、おそらくダメだったと思う。
自分の思ったような力が発揮できなかった。でもこれが、今の僕の
実力だ。
この2年間の経験は、「才能」に昇華できる可能性のある「芽」を見
出すきっかけをつくってくれた。
時には、悩んで迷ってやめたくもなったけど、続けてきてよかった。
とりあえず、一区切り。お疲れ様。