遅くなりましたが2017年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。日本ではあまり知られていないかもしれませんが1月6日の主の公現まではクリスマスシーズンで特に元旦は日本の守護聖人である神の母たる聖母マリアの祝日です。ここ数年私はこの祝日を元旦0時0分からのミサに初詣気分で出席しているますので早朝に帰宅し一寝入りして遅起きしました。また今年の元旦は酉年の最初の日でもありました。
というわけで1月1日(日、祝)新宿御苑前RUTOでのRutoっとっとパムDX(&オープンマイク)の構成は前半ブッキング、後半オープンマイクという構成でしたが私は前半25分いただいての演奏となりました。
1曲目はABBAのHappy New Yearをアコギで弾きたがりしました。ヴォーカル以外のすべてのパートの印象的な部分をギターに、多数のヴォーカルトラックを聴き手につじつまがあって聴こえるように一つに纏めるアレンジメントは大変ながら楽しい作業でした。しかし当然のことながらこの時が人前での初めての演奏で地味ながらめまぐるしくコードが変わるので緊張し走り気味の演奏となりました。2曲目は2016年12月に亡くなったGreg Lakeの作曲によるELPのLucky Manのスタジオヴァージョンを打ち込みとアコギとヴォーカルで演奏しました。これはかなりの回数こなしているので今回も満足な演奏となりました。3曲目は打ち込みピアノの伴奏でのグノーのアヴェ・マリアで日本語では天使祝詞として知らせている受胎告知での大天使ガブリエルの言葉が前半、聖母マリアヘの取次ぎの祈りが後半のラテン語歌詞にそれぞれなっていますがイエズスの誕生を知らせるという意味でクリスマスによく歌われますし私はクリスス前から年頭にかけてどうしてもこの歌を歌いたくなるので宗教に関して造詣の深いパムさんが企画しまたひんでんさんが常連出演しているこのイベントでの長時間演奏できるこの機会に今年もこの曲を歌いました。満足のできる歌唱となりました。昨年10月にPete Burnsが亡くなりましたがまだパム企画で披露していないDead Or AliveのYou Spin Me Roundの私なりremixヴァージョン。回を重ねるごとにオリジナルのユーチュブの何種類もの動画を観てマネしてきた結果今回はそれまででもっとも複雑かつ激しい振り付けとなりました。おもっていた通り今回私の演奏でもっとも盛り上がったのがこの曲でした。嬉しいんだか悲しいんだか。最後はとりにちなんでFleetwood MaC、とはいえ事実上Christine McVieのソロ曲Songbird。通常ギターを使用しないで打ち込みだけの伴奏で歌う曲はギターのチューニングがずれても良いように最後に演奏するので原則的にギター不要の80年代以降のディスコ曲は最後になるのですがFleetwood MaCのライヴ演奏にならい盛り上げておいて最後に静かなこの曲で締めくくる事を意図してピアノ、私の場合ギター以外の楽器がまったく使用されるその音かずも少なくヴォーカルが生えるように編曲されているのですがあまり寝ていないためにだいぶキーを下げて歌わざるをえなかったのが悔やまれます。
というわけで整理するとポップス、プログレ、聖歌、ディスコ、ポップロックと私をよく知っている人でないとおよそ納得のいかないバラエティに富んだようなとっちらかったような演目となりました🙇。これが私の演者としての印象が確立しない一因となっているのかもしれませんがとはいえどれも好きですからねえ。一年の計は元旦にありと言いますから今年も大混乱に満ちたレパートリーを披露し続けることになりそうな予感がしますがよろしくお願い申し上げます。