ゴールデンエッグのカレンダーには昨年私が賛否両論を呼んだ4つ打ち打ち込みディスコ曲の歌と踊りに批判的な人、肯定的だけどキワモノ見たさの人、当時の私の生ギターの技術に批判的だった人など気を抜けない出演者ばかりが揃っていたので演目はよくよく練りました。1曲目はジョージ・マーティン追悼で打ち込み弦楽8重奏とガットギターの弾き語り勝手に和訳ヴァージョン「エリノア・リグビー」で今回は打ち込みと弾き語りのバランスが良く満足に演奏できました。2曲目は勝手に和訳Born This Wayの打ち込みとギターの弾き語り同時進行ヴァージョン、と言うかこの曲は毎回アレンジが変わるわけですが。昨年は打ち込みに合わせ踊りながら歌いましたがこの曲のみならずヴィレッジ・ピープルやフレディ・マーキュリーのソロの曲の私の演奏は受けましたがヴィジュアルがあまりにも馬鹿げていて否定的な人とお笑いとして喜ぶ人とばかりで一時的には良かったもののこればかりやるのは如何なものかと私自身がこの路線を封印し、今年になりギターでの弾き語りで再度取り上げたのですがガガ自身のピアノでの弾き語りやいろいろな人たちによるギターやピアノでの弾き語りをYouTubeで視聴するとこの楽曲の深い味わいはわかるもののオリジナルの元気さが削がれる感じもあるので今回は踊らないですますためにガットギターの弾き語りとバックヴォーカルやラップがてんこ盛りの打ち込み再生を同時にしました。演奏は破綻がありませんでしたが昨年私がMacho Manを演奏した時にいた人たちはのサビのHey!Hey!Hey!Hey!Hey!の振りを一緒にやりたかったようで拍子抜けしたようで今はその路線は新宿御苑前RUTOで時々やると言っておきました。自分がその時々にやりたい表現と集客は必ずしも一致しない悩みを多くの演奏者は持っていると思いますが今そういうわけで私は考え込んでいるわけです。ディスられない表現をするか賛否両論あれど集客が良い表現をするかを検討するのは今後の課題です。3曲目は今年になって嫌という程やっている打ち込みUnder Pressure一人デュエットです。1月から2月にかけてDavid Bowie追悼でこの曲をやったのを知っている出演者はいないのがわかっていたので馬鹿げていなくて盛り上がるこの曲をそつなくこなしました。4曲目は冬から春に移り変わるこの時期に、またしんどい目を見ても必ず春には花が咲くことを長欠しているメンバーを思いThe Roseを選びました。でベット・ミドラーによるオリジナルよりもさらにシンプルでピアノと2番、3番と進行するにつれて分厚くなるバックヴォーカルをあらかじめ録音しておきこれを流しつつ歌いました。女性の歌ですが1音下げれば楽に歌え楽曲の良さで絶対失敗しないこの曲を破綻なく歌いました。ディスられないように守りに入った演奏に徹したわけです。
TASKE企画では昼の憂さ晴らしというか最後だしこの企画は会談、朗読、前衛舞踏、わけのわからない音楽など何でもありなのをいいことにゲストにやはりLGBTクリスチャンのじゅんこさんをガットギターとヴォーカルでゲストに迎え彼女は男装、私は女装で演奏しました。彼女は昔ヘビメタバンドでギターを弾いていたとのことですが1年3ヶ月前の私同様音楽の演奏から離れていてギターの技術が落ちているとのことですがBorn This WayはひたすらE、D、A、Eの繰り返しなので拝み倒して私は出るはずのないガガの元キーで歌いました。演奏中に左手の指で押さえているつもりなのに感じられない顔がありこの曲が終わって気付きましたがまるで長渕のように1本弦が切れていました。また録音を聴いたらヴォーカルはひたすらがなり続けるだけでよくこんなものを他人に聴かせたと二人苦笑してしまいました。2曲目のUnder Pressureは初めてのリアルなデュエットでフレディ・マーキュリー追悼コンサートでのQueen、Bowie、Annie Lennoxのヴァージョンを参考にしてLennoxが凄まじく激しく踊り最後にBowieに迫ってのしかかってキスするかと思いきや結局しないで最後例の指ぱっちんを2人で8回やってPressureとユニゾンして終わりました。直後になぜキスしなかったのかオーディエンスに質問されましたが「under pressureだから」と回答するとキョトンとしているので「抑圧下にあるから」と改めて説明しました。「マラナ・タ」が取りでまだ少し時間があるので一人でThe Roseを歌いましたが最も盛り上がるはずの3番に入った直後にPCが不具合を起こしたので2番の最後からやり直すというオチがつきました。まあ最後なのを良いのにやりたい放題としか言いようがありません。添付した画像が二人の演奏する画像です。画像はBorn This Wayを演奏する二人のものです。

PS今動画を入手しましたが歌詞も飛んでいれば音程も外れまくっていてひどいです(苦笑)。まあこのどの曲もすでにいろんなところで演奏していてなともな音で聴いていただいていますのでこの動画では演出を楽しんで(?)ください。
https://drive.google.com/file/d/0BziOjSq5JDDJQ0JGd2o5OF9hTUE/view