「マラナ・タ」 TASKE企画2回目出演 | 上田昌典の音楽等など

上田昌典の音楽等など

 ゲイであることカムアウトして音楽活動しています。音楽を中心にセクシュアリティなどについて書いています。

 TASKEさんの許可があり8月15日また彼の企画に出演させていただいた。丸さんと聖歌を演奏してから「布団の中のアーティストvol.2」までどの曲もフォークソング的にアレンジされていたし生ギターを引いていたので突然GarageBandを流しエレキギターを演奏しながら歌うことになりドラムス、ベース、キーボードなどのパートを打ち込みしかも機械を使用してそれまでのフォーク風と機械らしいエレクトロニカ風がごちゃまぜで自分でも納得のいかない珍妙なアレンジになっていましたがレズビアンとゲイの文化に密接に関わるディスコ、しかもカムアウトしたゲイのサンフランシスコ市制執行委員ハーヴィ・ミルクが暗殺されたことでかえってサンフランシスコのみならず全米の同性愛者のコミュニティがコミュニティ意識を強く持ったことを反映したGo Westというゲイのユニットであるヴィレッジ・ピープルによる曲をいつものように歌詞を基準に選曲してコピーしたがこれが思いも寄らず受けてやっと自分でも納得する演奏ができました。無理にエレキギターをひかず機械の特性を生かし私が最も得意なパートであるヴォーカルを8人分も多重録音しさらに生でリードヴォーカルを歌ったのが良かったのかもしれません。ヴォジュアルもヴィレッジピープロで最も人気のあったインディアンの格好をしたひとのコスプレを真似して被り物をしてみました。これがその後にだんだんこの路線を突き進むきっかけとなったのです
 読者の中には1970年代のLGコミュニティとオリジナルヴァージョンをご存じない方もいらっしゃるでしょうから以下に資料を添付します:

ウィキピディアより

ハーヴェイ・ミルク
ハーヴェイ・バーナード・ミルク(英: Harvey Bernard Milk, 1930年5月22日 - 1978年11月27日)は、アメリカ合衆国の政治家、ゲイの権利活動家。
1977年、カリフォルニア州サンフランシスコ市の市会議員に当選し、同国で初めて自らゲイであることを明らかにして立候補し選挙で選ばれた公職者となる。しかし、議員就任1年も経たない1978年11月27日、同僚議員のダン・ホワイトにより、ジョージ・マスコーニ(英語版)市長とともに同市庁舎内で射殺された。この事件の裁判で、ホワイトはわずか7年の禁固刑を宣告され、この評決に怒った同性愛者らが、サンフランシスコで広範囲にわたる暴動を起こした。1999年には「タイム誌が選ぶ20世紀の100人の英雄」に選出されている。

Go West (曲)
1970年代後半から1980年代前半にかけて一世を風靡した、アメリカのディスコグループ、ヴィレッジ・ピープルの代表曲の1つで、7インチと12インチシングルが発売された。ビルボード(Billboard)誌では週間ランキング第45位に終わったが、イギリスでは15位を獲得した。
「ゴー・ウェスト」という題名は、19世紀のアメリカの新聞人・政治家ホレス・グリーリーが人々に西部開拓を呼びかけた有名な論説の一節、「西部に行け若者よ」(Go West, young man)にちなんでいる。同時に、西部のサンフランシスコをゲイ解放のユートピアとみなして憧れた1970年代のゲイの間での気分が表現されているとも一般には理解されている[1]。