そこで、実際にどんな感じであったのか、国土交通省の図で確認してみた
(日本語ページあり 誰でも見ることが出来ます AIS JAPANより)
滑走路の模式図
右側からアシアナ機が進入してきました。
確かに、中央付近は海抜1088ft(326m)で滑走路端は海抜1067ft(3220m)で、高低差が6mの山なりになっています。
しかし、1300mくらいで6mの高低差だから、勾配は0.5%
角度にすると、0.3度弱です
とても、番組で表示されたような大きく弓なりになった山形とはなりませんね
ヽ(;´ω`)ノ
それでは、アンテナの高さはどうでしょうか?
ここの右側の赤い矢印がそのアンテナのようですが、③として高さが書いてあります
見ての通り、高さは海抜1083ft(約325m)
滑走路端から斜面になって300mほど昇った所に立っています
そして、先端は滑走路端(1067ft)よりも16ft(5m弱)高くなりますが、滑走路の頂点(1088ft)よりも5ft(約1.5m)低くなると言う訳です
滑走路端から5m高くても、飛行機が進入する角度は3度(約5.2%)ですから、もしもここに3度で突っ込んでいたとしたら、滑走路端からの300m余りの間に15mほど下がります。
飛行機は地下に潜ることになります
(((( ;°Д°))))
実際には地下に潜れない機体は、当然大きく破壊されたでしょうね
もっとも最後のほう(1分くらい?)は降下角度が変わったらしいので、もっと急角度だったかもしれないので、破壊の程度は通常の着陸失敗よりも大きかったかもしれません
よく滑走路まで辿りつけたと思います
番組でも説明されていたように、アンテナにぶつかった衝撃で上に跳ねたんでしょうか?
それとも、直前で上昇するような動きがあったんでしょうか?
破壊されたエンジンが止まらずに上昇していたら、機体が壊れたままだから、空港外に墜落していたのでしょうか?
このくらいで済んだのは、まさに奇跡ですね
(;^_^A