また、女泣かせちまったぜ。
゚゚゚゚゚-y(^。^)。o0○
てわけじゃなくて、これは、入院時のある日の話。
いつものように、おいらはベッドに横たわって、看護師さんがベッドサイドで作業するのを見つめていた。
正直、見つめるしかないんだけどね。
それ以上のことがあると、強制退院になりかねん。
何しろ、入院当初に、
「看護師の情報網は、光より速いですから」
と釘を刺されてたくらいだ。
なぜ、そんなにも防御体制が強いのか良くわからんが、専守防衛を強いられる看護師さん方としては、情報戦に持ち込むのが勝利への近道なのだろう。
さすがは、防衛省の管轄下にある病院だけのことはある。
そのとき、おいらは、看護師さんの様子をウットリ眺めながら、ちょいと目をつぶった。
すると、びっくり
。今、目の前で作業をしていた看護師さんの顔が、あの有名なピカソの「泣く女」の絵のように、いろんな方向から見た映像として、頭に浮かんだんだ。

もちろん、こんなに鮮やかな彩色がされているわけではないんだが、その看護師さんの顔が、同時に、正面、側面などからバラバラに見ているように、いくつもの映像になって、頭の中に浮かんでくる。
驚いて目を開けると、ごく普通に作業をしている看護師さんの顔。
しかし、目をつぶると、バラバラになって、しかも、目や口などの部分ごとに別々に浮かんでいる。
頭の上から見た様子も、下から見た様子も。
(白衣のスカートを下から、覗き込む形での映像が出てこなかったのは、返す返すも残念だ)
全部の看護師さんが、このように見えていたわけではないし、別にオイラがその人と、親密な関係になっていたわけでもない。
(いや、それこそ、強制退院だって)
看護師さんが部屋から出て行ったあとで、顔を思い浮かべようとしても、やはりピカソ化したイメージしか思い浮かばず、本物のように統合された形では、頭の中に再構成できなかった。
不思議な思い出なんだが、数日は続いたかな。
そのうちに、ごく普通に思い浮かぶようになったんだが、何とも不思議な体験だった。
視覚の情報は後頭葉に入るということだが、おいらの脳出血はここ。
しかし、情報を理解するのは前頭葉なので、その段階でうまく統合されなかったと言うことなんだろうか?
うーん
脳はDeepだ。![]()
