人間の証明 「母さん。僕のあの・・・」 | 脳内出血を越えたら癌だってよ

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生存目標 2023年6月1日

母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね ええ、夏、碓氷から霧積へ行くみちで 渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ…
詩人西條八十(さいじょう やそ)の有名な詩である。
と言うよりも、僕たちの世代では、森村誠一原作の人間の証明に出てくる詩といったほうがいい。


刑事役の松田優作の、この詩の朗読は、この映画の象徴。
日本中に、この冒頭の「母さん。僕のあの○○」という言葉が溢れた。批判する人も沢山いたけどね。
日本は、「戦後」だったんだなと思わせる作品。

そのころ、高校生だったんだが、生物Iで、血液型のことを学んでいた。

自分の血液型を知らなかったオイラは、先生の薦めもあって、学校そばの病院で血液型を調べてもらうことにした。
応対してくれたのは、若い看護師さん二人。



ゲゲッ マジで血抜くんですか??




学校では、「耳たぶから何滴か血を採るだけだし、お金なんか何百円かだよ」と聞かされていたのに、看護師さんはオイラを台に縛り付けると、じゃなくて、オイラの腕をゴムで縛り付けると、血を抜き始めた。
もちろん、看護師さんなんか眺めてる余裕は無い

話違うし。

おいら達二人の生き血を抜き終えた看護師さん二人は、その注射器を見比べながら、


かあさん。僕のあの血液、どうしたでせうね・・・

と言い合ってキャハキャハ笑ったのだ。

鬼!( ̄∩ ̄#



結局、ABO式とRh式だけ調べて1000円くらい取られてしまった。

先生。僕のあの千円。どうしたでせうね?。あれは大切な千円でしたよ


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