ちょっと前の時間
患者さんが亡くなって
死後の処置後にお見送り
家族は笑顔だった
不謹慎ではなく
亡くなった方が
とてもきれいな顔をしていたから
ここしばらくの闘病を
知っている息子さんは
お母さんの辛そうな姿を見て
お見舞いの度に無表情だった
病室でも無言の事が多くて
もともとこういう人なのかな?
なんて思っていたのだけど
昔を知っているスタッフが
そんな人ではないと教えてくれた
霊安室でふたりきり
何を話していたんだろうね
おくりびとさんが来て
お見送りに行ったら
「苦労した人は早死にするんですかね」
なんて息子さんがポツリ
ちょっと悲しげだったけど
すぐに笑顔にもどった
「仕事中で16分間に合わず、最後のお別れができませんでしたが、こんなにきれいな顔をしているなんて本当に良かった。」
そう言った
もちろん
穏やかな顔をしていたから
だけが理由で
息子さんが笑顔になって
良かったと言っているのではないと
ちゃんとわかっている
お母さんの顔は闘病中とはまるで別人
本当に穏やかできれいな顔
状態が悪化する前の事を思い出す
「家に電話して下さい、最近息子の顔を見ていないから。なんて良く言っていたんですよね。」
その頃が懐かしい
もうこの頃みたいに
ごはんは食べられないし
お話しできないけど
やっとお家に帰る事ができて良かったね
穏やかな顔にもなるよね
17年ぶりのお家だもんね
最近亡くなった患者さん達で
そろそろ危ないねって人
なぜか私の受け持ちの時に
皆さん亡くなっています
なんて気づいた
夜勤なぅ
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