「経営者の手帳」坂本光司 | BACKBONES

BACKBONES

毎日の個人的なfeelを外に向けて発信したい。

$BACKBONES

「日本で一番大切にしたい会社」の著者

地方大学で経営学を教えるなかで、地方の個性的な中小企業を研究しているうちに、その地方企業の生き方にこそ企業経営の本質があることに気づく。

そこで学んだ本質がこの本に凝縮されている。
中小企業の経営者、経営幹部必見の書。

日本が震災後の危機にある今、必読の書である。

日本理化学工業の大山会長の言葉に象徴される。
(「チョーク工場」知的障害者が社員の7割の会社)

人に幸せは四つと言われる

一つは人にほめられること、

二つは人から必要とされること、

三つは人の役にたつこと、

四つは人に愛されること、

これら四つのうち特に三つの幸せは、働くこと以外で得ることは不可能だ。
どんな重度の障害者でも働く場を欲しているのは、働くことがどんな大変でも、人は働くことによって幸せになれるからである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

社会は、企業は、雇用のチャンスを提供しつづける使命がある。
今その雇用がゆがんでいる。
就職先のない若者が正社員にもなれず、幸せになれずに沈んでいく。
こんな社会でいいのか。

ハンバーガーや牛丼を食べて、安い服を着て、狭い部屋の都会で暮らし、仕事は時給750円のアルバイト、それでいいはずがない。
学生アルバイト以外の人は、正社員で一生懸命はたらけば普通の生活ができる。そんな社会であるべきだ。

安いものを漁って、お金を貯めるのもいいが、子や孫はアルバイトの仕事しかなくなってしまう。そんな社会でいいのか。

大企業は日本国内の儲けを海外へ投資している。
ちゃんとした中小企業の製品を買うことでしか、社会は再生しないのではないかという考えもある。

もっと日本人は考えなければ、アメリカや中国とはわが国は違うのだ。
アメリカは毎年2000万人も人口が増加している。中国も所得階層の中層の人口が急激に増加している。

日本はただ下層の人口(年間所得200万円以下)が増加するだけの社会になってしまう。

震災では日本人の態度は世界から賞賛されている。もういちど国のありかた,会社のありかたを考える時が来たのではないか。