「自分の頭と身体で考える」養老孟司×甲野善紀 | BACKBONES

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解剖学者 養老 と古武術家 甲野 の対談

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このように話している。

甲野:人間というのはただ何気なく立っているとみえて、絶えずバランスをとりながら立っている。
このような普通の動きではない動きの体得することにより、現在の武道が忘れてしまった動き、技が可能である。

運動とは時間軸上を一直線で動くものではない。たくさんの筋肉、たくさんの関節の同時平行処理しながら動いている。魚の群れの全体が同時並行的に動くように。

養老:アルファベットは昔、必ず音読するものであった。西洋人にとって黙読は悪魔の所業であった。そのような黙読の国が日本である。

大学は論理を学ぶところである。しかし、日本人は科学的ではない。あるとないの差も分からない。あるは見つければいいが、ないは未来永劫ないという証明ができるかどうかが必要である。しかしながら、科学的には、いまだに筋収縮すると、どうして力が出るのかも分からない。

英語圏では、言葉にならないことは伝える意味がない。逆に言えば、どんなことでも言葉になると考えている。しかし、重要なことは言葉に表せないのが日本文化の特色である。

甲野善紀の話を聞いて、武術の側から「東天の獅子」夢枕獏著 を再読したくなった。

養老孟司の本は今現在数冊読破中である。非常に機知に富み、奥が深い。

最近ブレイクスルーを経験した人は実感が残っていると思うが、確かに「どのような方法でブレイクスルーしたかを、言葉で表現することはできない。」