
伊坂ワールドにハマル。最初の数ページでつかまれてしまう。
主人公の個人的なことがら物語は始まる。
二郎は辺見のおねえさんからひきこもりの息子の相談を受ける。
二郎はファミリーレストランが嫌いだ。誰かの困っている話が聞こえると同情するだけでなく「どうにかしてあげなければ」と思わずにいられない。
救急者の音を聞くと「どこかで誰かが、痛い痛いって泣いているのかなって、そう思う」
通常は家電量販店の店員。
副業はカウンセラーと言っているが「悪魔祓い」をしている。
それに「孫悟空」の話が絡んで来て時空がこんがらがって行く。
ほんとうは誰が悪いのか、どうしたらこの世界は再生できるのか?
救いようのない現在から、登場人物ひとりひとりの言葉があふれ出る。
追伸
「猿」と言えば「12モンキーズ」テリー・ギリアム監督、という映画があった。
世界を破滅させた「12モンキーズ」という謎の団体を、時間を遡って見つけ出す話である。世界の破滅は回避されるか?
ぜひ世界の破滅後の「誰もいない雪のニューヨーク」を見て欲しい。