帰りに団地のエレベーターでたまたま一緒になったおばさん。
こちらの様子を伺いながら聞こえるように独り言を言っている。
話したいんだな~
と思って、おばさんを見ていると、案の定目が合った瞬間に「バーーーーーーッ」ってしゃべりだした。「へぇ~」とか「そうなんですねぇ」と話を聞いていると、たまたま同じ階だったこともあり、自分たちの階に着いた途端、話も途中だったのに「ほなさいなら~」
と、とっとと自分の家方向へ去っていかれました

面白いよな~大阪のおばちゃん

わたしの実家はとても田舎なので、昔はこんな会話も近所でよく見られた光景でしたが、最近はご近所でも挨拶もあまり交わされなくなってしまいました。
そんな懐かしい風景が大阪には残っている。
3年前に何も考えず、当時はまだ彼氏だった今の旦那と大阪に来て、こちらの生活に慣れずに何度泣いたことか。何度帰りたいと旦那に泣きながら訴えたか。海外にいるときはあまりならなかったホームシックにも、何度もなり帰省する度に「帰りたくないよー」と帰りの車で泣いたりした

慣れない場所での生活と、「自営」という得体の知れない旦那の新しい仕事の手伝いで、お互いストレスいっぱいで喧嘩ばかり。
「何のために結婚したんだろう?何で大阪に来なきゃいけなかったんだろう?」
ずううううううーーーーーーーーーっとそんなことを考えていた。
でも今、少しずつそれがわかってきた。
新しい出会い。新しい発見。新しいわくわく。新しい自分。
ふと、読んだことないけど、さくらももこさんの本を思い出した。
「そういうふうにできている」
本当だ。本当だ。
日々の生活が愛おしく思う。何気ない風景が愛おしく思う。
ありがとう。ありがとう。