このDVDは2枚組みで6時間を越えている。
スタジオジブリのスタッフと監督の日々のワーキングスタイル
を流すだけのDVDではけっしてないのだが、
つよく印象にのこるのは、 季節ごとの監督の仕事風景だ。
春夏秋冬、 すべて机に向かって、黙々と絵を描いている。
1年をとおして変わっているのは服だけだった。
姿勢も変わらない。
煙草をすっていたりいなかったりていどの違いしかない。
同じ格好で、延々と絵を描き続けている。
手はすでに腱鞘炎になっている。
筆圧が弱いようで、特注の紙を使っている。
そういうシーンを最初のほうで見せられてしまうので、
見るほうも、たとえ6時間を超えようとも、
苦行に耐えるように なんとかがんばってみてしまうのである。
しかも、僕は2回、通しでみた。
先週末は、仕事のあいだに3回目をみはじめた。
水曜どうでしょうDVDしかり、もののけ姫しかり、
一見人が真似できないと思う、すばらしいコンテンツというのは、
細部の補強にこだわりと多くの時間をさくがゆえに
結果として、人が真似できないようなコンテンツに しあがっていくのだろうか?
この2つの作品は、時代を超えてほしいと思う。
そして芸術といわれるようになってほしい。