今日は、親戚宅で夕食をご馳走になった。


親戚宅は、灯油の小売と電気、ガス関連製品の小売、設置、保守を営んでいる。



今日は、灯油の小売の仕組みについて教えてもらった。


仕入れ値、リッターあたりの経費、売値。一日の平均販売量。


損益分岐点。元売との交渉、複数の元売や同業とのバランスのとり方。



そして、今年度の寒波で、灯油がリッターあたり20円値上がり


していること。そんななかでやりくりしていく方法。



切実な話ではあるが、現場のお話を聞いているときは、


なんというかとても楽しい。親戚宅は明るく、なんとか


やりくりしていそうなので(そう見せてもらってるだけかもしれないが)


安心して聞くことができたのもひとつ理由としてあるかもしれない。



なぜ楽しいと思うのか?



「僕らは、生きるために仕事をする」という一般的に正しかろう自明の理があるが、


僕の場合、仕事をすることで『生きている』という実感が沸くほうで、


さらには、今日のような話を聞いているだけで、これまた上記の実感を


疑似体験しているかのよう。。


まあいいや。なにがいいたいのかわからなくなってきた。。

やっと手に入れたこの本。


新宿のジュンク堂、紀伊国屋、ほかの本屋をまわっても


店頭になく、さらには出版社にも在庫がなく、増刷するのかも


わからないというこの本。

小野 節子
女ひとり世界に翔ぶ ― 内側からみた世界銀行28年


先々週にAERAに掲載されていた。


オノヨーコの妹さんらしい。


世界銀行と米州開発銀行の第一線で28年やってこられている。


各章のタイトルはからなず語尾に「情熱」というキーワードがあり、


(苦悩する情熱とか、自問する情熱とか。)


本の内容は、


著者の仕事に対する美意識と、世界銀行をうごめく日本を含めた


各国の人間の汚さや泥臭さが、真っ向勝負で向き合っていて、


とてもリアリティがあっておもしろかった。



理想と利害関係。


僕も著者に比べたら非常に小さいものだが、いままで悩んできたし、


これからも悩むのだろう。


『「理想」を推し進める「情熱」が、「利害関係」を超える』


そういう日を目指していきたい。







本当は、今日、転職後の初出社の予定だったのだが、


こんなにまとまった休みが取れるのはそうないから、


と、新しい上司が言ってくれて、


今週も休みにしてもらった。


おかげさまで遅れていた身辺整理ができます。



時間もあったので、考え事もできました。


これからの生活リズム、とくに情報の取得の仕方も見直そうと思う。


ブログから新聞まで、情報の媒体は数多くあるが、絞って


取捨選択し、選択したものは貪欲に吸収していかないと。



そんななか、日経産業新聞を見ていたら、


ITベンチャーの記事で覚えのある名前があった。肩書きは社長とある。


高校時代の部活の同期だった。。


そういえばずいぶん連絡もとっていない。


時間は経つものである。



自分が勝負する領域をきちんと見定めて、前へ進むだ。


思いを引き締めた。