終演。
涙を流す団員もいたりと、僕も胸を打たれた。
ある団員から、「堀江先生の指揮は本番倍くらいの圧があって泣かせにくる。」と言われた。
それは知らなかった。
読譜力もバトンテクニックも職業指揮者の足元にももちろん及ばないが、何か発信でき、何か受信できている人がいるということは、一応存在価値はあるのかもしれない。
と思うことにした。
これからも1ミリずつでも成長できるよう精進したい。
それにしても終わってしまうと本当に寂しい。
一般のバンドなので人の出入りは多く、2度と同じメンバーでは演奏できない。
きっと次のシーズンに伺うといなくなっている団員がいて、そして新しい団員もいるかもしれない。
金管の名奏者たち。
アンコールで装着した小道具が可愛らしい。