今日は音楽科に、普通科からの生徒来客があった。


目的はヴァイオリンを用いた実験。


完全なる物理実験で、音楽科十数名が参加した。


明和高校の普通科と音楽科というのは、こういう交流をするべきなのだと強く感じた。


かなりマニアックな実験に進んだが、1年生のヴァイオリン専攻生たちは繰り出される専門用語に口を開きながらも、その実験を最後まで興味深く見つめていた。


文理融合なる四字熟語が生まれて久しいが、これは文理融合などではなく、新時代における音楽の回帰に他ならない。


古代ギリシャにおける四科は、算術、幾何学、天文学、音楽だった。

今の主要5教科のようなもんかな。(この言葉キライ)

これに文法、修辞学、論理学という文系学問が加わり、自由七科、リベラルアーツと呼ばれるようになった。


音楽は元々振動という、今で言う理系の物理現象なのだ。


ピタゴラス先生、新たな時代が来ましたよ!