従五位ねまた日曜が終わった。少し前は火曜日、水曜日まで我慢できていたが、最近はその日のうちにどうしても見たい。史実である長徳の変と共に没落していく中関白家が見事に描かれ、そこにフィクションであろう藤原道長と紫式部の焼け木杭に火が付くかのような恋愛が重なる。最近朝歯を磨いていたら、妻が娘に、「従五位!従五位ね!」と言っているのが聞こえて、なぜ娘が急に位階を上げ出世し殿上人に至ったのかと寝ぼけながら驚いたが、「すごいね!」の聞き間違えだった。少しばかり病気やもしれぬ。