今日は2年生管弦打楽器演奏研究、2年生ソルフェージュ(視唱)の初回授業。
2年生の管弦打楽器在校生は、昨年とは打って変わってフルートが2名とヴァイオリンが1名なので、濃密な1年になりそうだ。
ソルフェージュでの僕のクラスは12名ということで、クラスの1/3が受講してくれるが、昨年担任したクラスでもあり、皆(?)懐かしいと喜んでくれて嬉しい。
午後は1年生サクソフォン専攻生の初レッスン。
今年度は3名の新たな入学生。
各々中学生時代に積み上げてきた力はとても高い。
改めて基礎的な奏法や楽譜の読み方、アーティキュレーションの捉え方など、職人としての修行の第一歩を共に踏み出す。
たまにアルチザン(職人)か、アーティスト(芸術家)かと議論を呼ぶことがあるが、僕は多様なアプローチをもって職人的な技術や教養、知識を深め極め続けていくことで芸術的感性が磨かれ、周囲から芸術家として認められていく人たちが生まれていくのではと思っている。
技術を極めていく一つのアプローチとして、井上ひさしさんの以下の詩的名文に託したい。
むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
そしてゆかいなことはあくまでゆかいに