大谷翔平氏が一昨年のWBCの決勝対アメリカの時、「今は憧れるのをやめて勝負に徹しよう」的な発言が名言として取り上げられたが、まさにその心境。


勝負などではまったくないが、憧れだけで横に並ぶのは危険だ。


その瞬間は同じ音楽家として共に音楽を紡ぎ出すことに徹しなければお客さんにとっても自分にとっても勿体無いことになるだろう。


ステージを共にしている時はもちろん、楽屋での小話や本番に備えるルーティンなども具に見つめながら、門下生としては学ぶことができなかったことを「盗む」ような心持ちだった。


あの圧巻のパフォーマンスがどのようにして生み出されるのか、その答えを垣間見る。