娘が通う幼稚園の年度末の発表会。

満3歳児クラスからお世話になっているので、今年で4回目、最後の年。


そして満3歳になったばかりの息子も入園半月で出演するというので、最初で最後の姉弟共演となった。


いやそれだけではなく、僕も妻も出演することにいつのまにかなっていて、娘たちが歌う年長さんの「よろこびの歌」で娘と初共演を果たしたのだ。


ベートーヴェンの第九をメロディオン、日本語、ドイツ語で演奏していくという、まだ娘が年少のころはじめて聴いた時にはこんなことできるようになるのだろうかと不安に思ったものだが、リハーサルでは娘に「最後の音は伸ばすだけじゃなくて少し遊んだら」とアドヴァイスをしてくれた。


このような形で娘と妻と家族共演の機会をいただいたことに感謝したい。


息子は孤軍奮闘、森のクマさんを元気にカスタネットで演奏していた。


僕にとってはあっという間の3年半だったが、娘にとっては激動の3年半だったのだろう。


最後に年長さん全員の「小学校でも頑張ります」という唱和に涙が滲んだ。