今日で息子が3歳になった。
なんと早いものか。
3年前、もちろん妻は入院しており、家では娘と2人だった。
娘と2人で夜を過ごしたことがない僕は、ママがいないと寝られないと泣きじゃくる娘を抱きしめることしかできず、自分の無力感に情けなくて涙が出てきた。
娘を連れて妻の部屋を訪れた時、娘は弟に会うのを少し怖がった。
妻は娘を、よく来てくれた、会いたかったと言って抱きしめてくれた。
朝は娘を幼稚園に送り出さなければいけない。
当時僕は3年生を担任していて、ちょうど卒業式を前に自由登校になったところで息子が生まれた。
僕は朝少し遅く出勤することを許していただき娘の登園のために幼稚園バスまで送って行くことができたが、義母が毎日早くから家に来てくれてほとんどのことをしてくれた。
義母が来てくれなければきっと毎日娘を時間通りにバスに送ることはできなかった。
未だに僕の成長はほとんどない。
娘は4月から小学生。
息子は昨日から幼稚園の満3歳児クラスに入園した。
元気に育ってくれた子供達と、毎日寝不足になりながら育ててくれた妻、助けてくれた義母をはじめとする家族に心から感謝の日。
